凍頂山烏龍茶 《台灣九十四年 春茶》 ( Formosa Tea Connection )
Formosa Tea Connection さんの flagship で、volatility が小さく安定感があります。ルミさんが毎回の仕入れの基準にしているお茶だそうですが、このお茶が基準とは何とも贅沢だなぁと (^^A。
すっきりとした部分を残しつつ、芳ばしさも感じさせる絶妙の火入れがなされています。杏仁のようなコクを感じた後、清らかさとべっ甲飴のような甘味が絡まり合って喉奥から還ってきます。全体的な balance もよく、本当によく出来たお茶です。橙色がかった琥珀色の水色も美しいです♪ 飲杯の残香も甘く艶々しており何とも言えず心地好いです。
1つ難を述べるとすれば、このお茶の香味を覚えると大半の凍頂烏龍が霞んでしまうことでしょうか? 火入れの妙は製茶工程の中でもとりわけ難しいように思います。