地域の声を県政に活かす!

福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

厚生・環境委員会視察

2007-08-08 | Weblog

(写真:のぞえ総合心療病院全景)

 無事に管内視察を終えて帰って着ました。今回は筑後地区の福祉の現場と町ぐるみで取り組むごみ問題について実地勉強をしてきました。

① のぞえ総合心療病院

   精神科医療と社会復帰支援を柱に地域と共に「開かれた」精神科医療システム
   を展開している心療病院です。第一印象は病院の内外に季節を感じることが出
   来る(風・水・緑・光・空・雲・・・)空間が多く取られている事です。その特徴として
   は外来患者(特に初心)の多さと入院期間の短さです。病院機能を危機介入・
   特別治療病院(精神科 救急病院40床)、ストレスケア病棟(精神科急性期病棟
   60床、療養病棟(精神科療養病棟50床)に分化され、対象は成人から児童思
   春期及び老齢期まで全てを視野にいれています。今までイメージしていた心療
   病院とは全く違う新しい医療施設です。

② おおき循環センター 「くるるん」

      現在の大きな問題のひとつ「環境問題」を地域住民と自治体とが一体となって
   取り組み循環の街づくりをを目指して成功しているのがここ大木町なのです。
   生ごみを各家で袋ではなくバケツに入れて収集し、その生ごみ、し尿、浄化槽
      汚泥からバイオマス液肥(液体肥料)を作成し農作物に散布するというシステム
      でごみの減量を果たしました。 大木町は他にも太陽光発電の普及など様々な
      方法で環境問題に取り組んでいます。

③ 出会いの場 ポレポレ
 
   当初は知的障害者授産施設でしたが現在は多機能型事業所となりました。
   障害があっても、地域の中で普通に暮らし、多くの人と出会える様にとスタッフ
   と地域が一丸となって取り組んでいるまさしく「出会いの場」です。
   手作りのパン&クッキー工場では一生懸命に作業に取り組んでいる多くの若い
   世代の入所者を見ることが出来ました。行動援護、移動支援、ホームヘルプ、
   日中一時支援など障害者の活動援助を心身両面から支え、明るく暖かい施設
   でした。お土産に手作りクッキーを購入しました。

 上記3箇所の共通している点は各所で担当の方が自身を持って施設やその対応を論じられていた点です。福祉や環境は行政の力だけではなかなかうまく進みません。地域の理解と支援を受けてこそ、機能が発揮できるのです。
それぞれのホームページにてもっと詳しい情報を得ることが出来ます。
一番大事なことはそれは「関心」を持つことです


          

          

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