ミャンマー視察初日
昨夜の夜にバンコク経由でミャンマーに入国しました。首都ヤンゴンを訪問するのは初めての体験となります。アジア独特の早朝から活気のある風景、その中の喧騒を歩いて回りました。さて、本日はジェトロヤンゴンやバッテリー製造工場、日系企業が手掛けた工業団地を視察訪問しました。これからこの国はどの様に変わっていくのでしょうか。クリントン国務長官の訪問の訪問等、米国は対ミャンマーの経済制裁「解除」に向け、まずは制裁を「停止」する事としました。日本も玄葉外務大臣、枝野経済産業大臣の訪問により日本の官民をあげて同国の経済発展を後押しする姿勢を強調しました。インフラ整備などの課題も山積していますが、安い人件費や消費市場等潜在的に大きな発展の可能性を秘めた国であることは間違いありません。
(写真:ホテルの前の交差点。アジアの熱気を感じました)
・JETRO ヤンゴン
日本貿易振興機構のヤンゴン事務所を訪問し最新のミャンマーの政治経済状況やビジネス事情等のレクチャーを受けました。これまでの中国依存の経済体制から日本やアメリカ等の力を借りた発展を期待しています。人口約5,800万人のこの国には外需、内需の両面からみても将来的に大いなるビジネスの可能性を秘めています。
(写真:JETROヤンゴン事務所にて)
(写真:JETROからミャンマーの概要の説明を受ける)
・TOYOバッテリー産業
日本の企業から学んだバッテリーの生産工場。全ての製品を手作りで仕上げるミャンマーでは数少ない企業です。
(写真:すべてが手作りのTOYOバッテリー工業)
・ミンガラドン工業団地
ミャンマーで初めての国際水準の工業団地として1998年に日本の三井物産㈱とミャンマー建設省住宅局とで共同開発されました。ヤンゴン国際空港に近いこの工業団地の区画が、予約・交渉中の外国企業でほぼ埋まったとの報告で外国企業の関心の高さが感じられます。現在は、ミャンマー建設省住宅局とシンガポールのケッペルグループがミンガラドン工業団地の開発事業を推進、東京エンタープライズ㈱が工業団地の運営を行っています。
(写真:ミンガラドン工業団地の説明を受けました)
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