地域の声を県政に活かす!

福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

厚生・環境委員会視察(初日)

2008-02-12 | Weblog

(写真:財団法人 地球環境戦略研究機関にてメンバーとともに) 

 久しぶりに東京の地に足を踏み入れました。議員秘書としてそしてビジネスマンとして30代の頃の想い出はこの地に詰まっています。でも時間と共にその様相も大きく変わっていました。

 「財団法人鉄道弘済会・総合福祉センター弘済学園」訪問

 その名称の通り、1932年に国鉄の業務で不慮の事故により殉職された職員の遺族、公傷で退職された職員の救済と援助を目的に設立されました。
 現在は知的障害・自閉症児者のための総合的リハビリテーション施設として、幼児から児童・成人そして社会参加に至るまでの一貫した療育・支援体型を特色として運営されています。
 この施設の利用傾向として重度・最重度障害が約7割、自閉症・てんかんとの合併が多く(6割)、行動障害の強いケースが多いとのことです。

この施設の目標は
1 特に遅れの大きい人には自立の支援
2 特に行動障害の強い人には行動障害の鎮静化
3 すべての人に心の豊かな人格に向けて支援

 同行してくれた県課長が「こどもたちの目を注意深く見てみてください。いきいきしているでしょう。そういう所をみると、どの様な施設か分かるんですよ」
と言う、アドバイスに納得しました。見かけは古い施設ですが、そこにいる療養や支援を受けている人は礼儀正しく、生き生きした目をしていました。

 それにしても「障害者自立支援法」の功罪を考えなくてはならない時に来ています。

弘済学園HP:
 
http://www.normanet.ne.jp/~ww500011/

障害者自立支援法: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E8%87%AA%E7%AB%8B%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%B3%95

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