(写真:近代化され綺麗になった高松駅)
四国タオル協同組合
早朝に博多駅を出発し福山市経由で愛媛県今治市に入りました。
今治と言えは「imabari towel」が全国的に有名となりました。地場産業の振興とこの「タオル」という産業がいかに全国区のブランドになりえたのかなどについて視察しました。
今治タオルでは特に国の補助事業であるJAPANブランド育成支援事業(JB事業)がその飛躍の一因となっていました。このJB事業は地域が一丸となって、地域の伝統的な技術や素材などの資源を活かした製品等の価値・魅力を高め、「日本」を表現しつつ世界に通用する「JAPANブランド」を実現していこうとする取組みを総合的に支援するものです。 2006年度から、今治商工会議所が実施主体となり、四国タオル工業組合や今治市との連携により、今治タオルのブランド構築に向けた「今治タオル プロジェクト」を実施しているとのことです。その総合的な指揮を行ったのが佐藤可士和 さんでありました。
瀬戸内国際芸術祭2010
今年の7月から10月まで開催された「瀬戸内国際芸術祭2010」の実行委員会である香川県を訪問しその成功についてご意見を伺いました。
「アートと海を巡る百日間の冒険」とあるように瀬戸内海に浮かぶ7つの島で実施されたこの芸術祭に予定を大きく上回る約100万人の観光客が訪れました。この芸術を通しての町おこしについて香川県議会において説明を受けました。
それぞれ7つの島が持つ魅力とアートを掛け合わせ、瀬戸内海の島と海の魅力を世界中に向けて発信し、「地域の活性化」と「海の復権」目指すことが開催概要として説明されました。
(写真:瀬戸内の海は輝いていました)