地域の声を県政に活かす!

福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

視察2日目

2009-02-12 | Weblog

(写真:モエレ沼公園の環境ピラミッドを背景に)

ジョブカフェ北海道を視察
 福岡同様に北海道でも若年者の就労が問題になっています。わが県と同じような施設ですが「ジョブカフェ北海道」を今回視察しました。ジョブカフェとは34歳以下で、正規の就職を希望するフリーターや就職活動をしている若者が就職に必要なセミナーなどの就職支援を無料で行っている施設です。札幌以外にも主要5都市に地方拠点を設け、インターネット回線を通じたテレビ電話式カウンセリングでマンツーマンのアドバイスや各種セミナーを開催しています。福岡県にも若年者しごとサポートセンターという施設がありますが、北海道も福岡同様に若年者の就労の状況が大変厳しいものがありあます。
 ハローワークが同階にありますが、こちらの施設は就労を斡旋する国の施設となります。私も当初福岡の若年者しごとサポートセンターとハローワークの役割の区別がわかりませんでしたが、全国的に至近距離に隣接する傾向であります。

モエレ沼公園ピラミッドを視察
 札幌市の郊外にある「モエレ沼公園」の雪冷房システムを視察しました。この公園は不燃ごみの集積場であった場所に公園を作ったことから始まります。この公園の施設では、環境にやさしいエネルギー活用として雪冷房が行われています。雪が溶けるときには、その周りから熱を奪いますがこの特性を利用し、冷凍機の代わりに水を冷やし冷房に利用するのが、雪冷房であります。先に行われた洞爺湖サミットでもプレスルームにこの施設が活用され世界中の注目を浴びました。ここでは断熱した倉庫に冬季に降雪した雪を運び冷房として活用します。排出COなどを抑えることは勿論、自然エネルギー活用としてこの空調システムは今後寒冷地での実施など検討されなければなりません。しかし、環境を第一に考えるとコストたくさんがかかります。行政と企業が助け合ってこの問題に対処しなくてはいけません。

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