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福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

福岡県医療費適正化計画策定

2008-04-23 | Weblog
(写真:江田五月参議院議長とともに。参議院の存在感をもっと強く!!)

厚生・労働・環境委員会にて福岡県は医療費適正化計画を発表しました。
 この計画は本年より2012年迄の5年計画ですが、高齢化や生活習慣病の増加に伴う医療費のの伸びを抑える事を目標としています。この期間で約967億円の医療費の抑制を見込んでいます。
我が県の老人医療費は約102万円と全国一高く県民医療費の内約37%を占めています。高齢者人口は今後も増加が予想されることからその対応策として「医療費適正化計画」を策定しました。

・療養病床と入院日数削減
 療養病床を24,634床から15,550床に削減。平均入院日数も39.6日から
   34.7日に削減
・メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)
 メタボリック症候群の10%以上の減少
・ジェネリック薬品の普及
 先発医療品と同効果で安価な医薬品(ジェネリック医薬品)の普及率を 
  30%以上へ

 これらを達成する事で県民医療費の約6%抑制し、2012年の医療費を約1兆7389億円に抑えると目標設定しています。
但しこの数値は適正であるか、将来の県民の生活に負担がかからないように検証していかなくてはなりません。この医療費適正化計画は国の医療制度改革(2006年)に基づき、都道府県が独自に策定する事になっています。

 環境・労働関係につきましては次回に報告いたいます。
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