町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。
先日、士業の方と忘年会をしていたところ「報酬」の話で盛り上がりました。
今回は報酬に関する話ですが、あまり真に受けないでください。笑
独立開業して、自分で報酬を決めるようになってからずっと思っていたことがあり、そこで発言したところ意外にも全員の賛同が得られました。
それは、
報酬を値下げしたくなるのは値上げを要求された時
ということです。
まぁ値上げを要求されることはほぼありませんけど。
一見、論理的に矛盾しているようですが、人の心は論理を超越するようです。
独立して自分で報酬を決めるようになると、「安くやってよ」と言われることは少なからずあります。
知り合いの方が言ってくる場合は本気30%・冗談70%くらいでしょうか。笑
ケースバイケースで応じることもあります。
それが人との付き合い方の一つでもあると思いますし。
ただ、「こんな高いの!?」という感じで言われることが100件に1件くらいの割合であります。
正直いい気分はしないですよね、人間ですから。
弊所の報酬は、町田周辺の相場を片っ端から全て調べ上げて決めています。
業務内容によっては弊所より安いところもたぶんあると思います。
生意気かもしれませんが”値段で勝負したくない”という想いがあるので、横柄な値下げ要求的な話には応じないようにはしています。
一方で、「こんな安く済むんですね」「費用ちゃんと取ってくださいね」と仰ってくださる方もいます。
中には「安すぎないですか?しっかり正規の報酬でやってくださいね」と言う方もたまにいらっしゃいます。
正規の報酬でやっているのに。笑
その時は、「値下げしてあげよっかな。」という感情が自然と湧き出てきます。
今回の士業忘年会では、結論として「値上げ要求されたら値下げしたくなる」ということで全員一致で幕を閉じました。笑
まぁ正確には値上げ要求とは違いますけど。
人の心は面白いなぁと思いましたね。
もちろん業種にもよりますが、値下げをしてほしい場合、値上げを要求してみることが、結果自分の希望に沿うことになるかもしれない。
そして「ちゃんと費用取ってくださいね。」という言葉を掛けられると、「あ~自分の仕事を認めてくれてるんだなぁ」という嬉しい気持ちもあります。
この報酬の話に限らず、自分の希望と反対の言動をするのは勇気が必要ですが、そういうことも必要な場面があるような気がします。
ただ、本件の結論部分で注意しなくてはいけないのは「値下げしたくなる」という部分ですね。
必ずしも値下げするわけではないということです。
過度の安売りは司法書士界全体の損失になりますから、ケースバイケースです。
あと、値上げ要求したら、そのまましっかり値上げされても責任は負いかねますのでご了承ください。笑
読了。
悪徳弁護士がいれば、悪徳司法書士もいる。
なぜそうなってしまうのか。
一つの共通点としては「真っ当に勝負しても食っていけないから。」ということでしょうか。
もし成功すれば莫大なお金が手に入るという一種の強迫観念に駆られているような気もします。
そして、もし捕まっても数年で出所できるという感覚。
第三者の善意を悪用して詐欺取り消しを免れる巧妙なやり口が垣間見えます。
偽造書類も精巧なものなんでしょう。
おそらく司法書士も公証人も役所も見破れない。
そのエネルギーをまっとうに使えれば素晴らしい仕事ができるような気もしますが、そういうことでもないんでしょう。
”たられば”の話は、実際にその”たられば”どおりやってみると案外うまくいかないことが多いと思いますから。
地面師事件では、お金は善意と「思われる」第三者に流してしまえばあとは取り返せない。
「自分も騙された」「自分も知らなかった」と言われれば、証拠がない限り詐欺立証も難しいんでしょう。
司法書士としては書類の偽造を見破ることが難しい現状、であるならば地面師案件の傾向や独特の雰囲気を捉えることが必要なんだと思います。
通常の決済案件とは違うリズムがあるはず。
そのために、他の司法書士の体験談や諸先輩方のお話を聞いてインプットしていくことが大事になるような気がします。
また、地面師に狙われやすい不動産の一つに「登記を放置してる」ということが挙げられるかと思います。
特に地主の方は定期的に登記簿をチェックしてみた方が無難かもしれませんね。
いつの間にか所有権が移転されて名義が変わってるということもあるかもしれません。
・・・・ここで、新たな業務を思いつきました。
登記簿チェック業務
毎月、登記簿を定期的にチェックし、所有権が移転されていないかチェックします。
月額1000円でどうでしょう。
もしご希望の方がいれば弊所まで。笑
弊所HP↓
町田・相模原・八王子・多摩地域を中心に活動する「司法書士 町田リーガル・ホーム」
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先日、士業の方と忘年会をしていたところ「報酬」の話で盛り上がりました。
今回は報酬に関する話ですが、あまり真に受けないでください。笑
独立開業して、自分で報酬を決めるようになってからずっと思っていたことがあり、そこで発言したところ意外にも全員の賛同が得られました。
それは、
報酬を値下げしたくなるのは値上げを要求された時
ということです。
まぁ値上げを要求されることはほぼありませんけど。
一見、論理的に矛盾しているようですが、人の心は論理を超越するようです。
独立して自分で報酬を決めるようになると、「安くやってよ」と言われることは少なからずあります。
知り合いの方が言ってくる場合は本気30%・冗談70%くらいでしょうか。笑
ケースバイケースで応じることもあります。
それが人との付き合い方の一つでもあると思いますし。
ただ、「こんな高いの!?」という感じで言われることが100件に1件くらいの割合であります。
正直いい気分はしないですよね、人間ですから。
弊所の報酬は、町田周辺の相場を片っ端から全て調べ上げて決めています。
業務内容によっては弊所より安いところもたぶんあると思います。
生意気かもしれませんが”値段で勝負したくない”という想いがあるので、横柄な値下げ要求的な話には応じないようにはしています。
一方で、「こんな安く済むんですね」「費用ちゃんと取ってくださいね」と仰ってくださる方もいます。
中には「安すぎないですか?しっかり正規の報酬でやってくださいね」と言う方もたまにいらっしゃいます。
正規の報酬でやっているのに。笑
その時は、「値下げしてあげよっかな。」という感情が自然と湧き出てきます。
今回の士業忘年会では、結論として「値上げ要求されたら値下げしたくなる」ということで全員一致で幕を閉じました。笑
まぁ正確には値上げ要求とは違いますけど。
人の心は面白いなぁと思いましたね。
もちろん業種にもよりますが、値下げをしてほしい場合、値上げを要求してみることが、結果自分の希望に沿うことになるかもしれない。
そして「ちゃんと費用取ってくださいね。」という言葉を掛けられると、「あ~自分の仕事を認めてくれてるんだなぁ」という嬉しい気持ちもあります。
この報酬の話に限らず、自分の希望と反対の言動をするのは勇気が必要ですが、そういうことも必要な場面があるような気がします。
ただ、本件の結論部分で注意しなくてはいけないのは「値下げしたくなる」という部分ですね。
必ずしも値下げするわけではないということです。
過度の安売りは司法書士界全体の損失になりますから、ケースバイケースです。
あと、値上げ要求したら、そのまましっかり値上げされても責任は負いかねますのでご了承ください。笑
読了。
悪徳弁護士がいれば、悪徳司法書士もいる。
なぜそうなってしまうのか。
一つの共通点としては「真っ当に勝負しても食っていけないから。」ということでしょうか。
もし成功すれば莫大なお金が手に入るという一種の強迫観念に駆られているような気もします。
そして、もし捕まっても数年で出所できるという感覚。
第三者の善意を悪用して詐欺取り消しを免れる巧妙なやり口が垣間見えます。
偽造書類も精巧なものなんでしょう。
おそらく司法書士も公証人も役所も見破れない。
そのエネルギーをまっとうに使えれば素晴らしい仕事ができるような気もしますが、そういうことでもないんでしょう。
”たられば”の話は、実際にその”たられば”どおりやってみると案外うまくいかないことが多いと思いますから。
地面師事件では、お金は善意と「思われる」第三者に流してしまえばあとは取り返せない。
「自分も騙された」「自分も知らなかった」と言われれば、証拠がない限り詐欺立証も難しいんでしょう。
司法書士としては書類の偽造を見破ることが難しい現状、であるならば地面師案件の傾向や独特の雰囲気を捉えることが必要なんだと思います。
通常の決済案件とは違うリズムがあるはず。
そのために、他の司法書士の体験談や諸先輩方のお話を聞いてインプットしていくことが大事になるような気がします。
また、地面師に狙われやすい不動産の一つに「登記を放置してる」ということが挙げられるかと思います。
特に地主の方は定期的に登記簿をチェックしてみた方が無難かもしれませんね。
いつの間にか所有権が移転されて名義が変わってるということもあるかもしれません。
・・・・ここで、新たな業務を思いつきました。
登記簿チェック業務
毎月、登記簿を定期的にチェックし、所有権が移転されていないかチェックします。
月額1000円でどうでしょう。
もしご希望の方がいれば弊所まで。笑
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