町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

出る杭は打たれる

2020年03月23日 11時18分07秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。



出る杭は打たれる





どっちかというと「出てる杭は打ちたくなる」という人間の攻撃性があるわけで、その結果「出る杭は打たれる」と言われる。

小・中学生の時分、冬の登校中に霜柱を踏みたくなるのと一緒です。(絶対に違う)
 





なにかアクションを起こすと、それに対する賛否の声は必ずある。

賛成や応援の声は非常に嬉しく頼もしいが、批判の声を耳にした時、それをどう受け止めるか。

必ず賛成の声はあるし、逆に必ず批判の声もある。
それはそのアクションの内容の良い(善い)悪いに関係がない。


ここで述べたいことと少し意を異にするが、仮に”横断歩道を渡ろうとしているご老人の手助けをする”という通常称賛すべきアクションに対して賛成の声はあるはずだが、それを批判する声も必ずある。
年寄りだと思ってナメてんのか!とか、哀れみでやってんのか!的な感じかな?
いや、僕は思ってないですよ( ;∀;)




アクションの方向性が真に賛同できるようなものであっても、批判の声はある。
なりふり構わず批判することに快感を感じる者もいるに違いない。
そして、本当は賛成しているのにあえて反対の声を上げる者の存在も忘れてはいけない。

人の不幸は蜜の味なんて言葉もありますから、誰かを陥れたいという心理は多くの人間が少なからずもっているはずです。
表現の仕方は様々でしょうが、なりふり構わず批判をすることでその欲求を満たそうとする人がいても不思議ではない。
特に匿名による主張が容易にできる今の時代では尚更でしょう。



そういう反対の意見もあるんだな、と批判の存在をとりあえず認識しておくか。
受け止めることすらしないで流すのも一つの手かもしれない。

出る杭は打たれるんだよ」とありきたりの言葉で消化するのも選択肢の一つ。


ただ、ここで気をつけなければいけないのは「本当に打たれるべき杭や、打たなくてはいけない杭もある」ということ。
真剣に受け止めなければいけない批判の存在を見逃した時、同時にそれは成長の機会を逃すことになる。


しかし、SNS等が発達した昨今では、何をするにも批判に触れるようになり、その結果、批判を受け流すための言葉として「出る杭は打たれる」は市場に出回るようになった気がする。
(SNSで言えば、賛成している人よりも批判している人の方が積極的に動きを見せる気がするし、本当は賛成してる人の方が多いのに、アンチの方が一見多いように感じる場合もあるわけで、そこは注意すべきところだと思う。)




Aさんのやる事が批判を受けてる時、Aさんに賛同してるBさんはAさんに「出る杭は打たれるんだよ。批判なんて気にするな。みんな妬んでるのさ。批判されるということはそれだけ話題になっているということ。あの松下幸之助も言ってただろ、"出る杭は打たれるが出過ぎた杭は打たれない"ってな。」と声をかける。
しかし、AさんもBさんもその過ちに気づいていない。

Aさんが本当に批判されるべきだった場合や、真理に反することをしている場合であれば、本来は批判を受け入れて自らを省みる必要がある。

しかし、出る杭は打たれやすい環境が整っている今の世の流れの中では、打ってくる人を逆に批判し自らを省みることをしない。

杭が斜めに出ているのであれば横から真っ直ぐに修正してから打つ必要があるし、杭が細すぎるのであればもう少し太い杭に育てたほうがいいかもしれない。

その修正作業を盲目的に拒否し、そのまま斜めに出続けて誰かを傷つけることや、細すぎたために倒れて周りの者に損害を与えてしまう可能性があるということは厄介な問題である。


特に、勢いがある時には他人の批判などお構いなしどころか「その批判がエネルギーになる!!さぁ、もっと批判を浴びせておくれ!!」と無双モードに突入する。

こうなったらもう誰にも止められない。

同業者でそのような者がいると業界全体が”そう”思われかねない。




そんな人を見ていて、こんな言葉を思いつきました。


出過ぎた杭は打たれないが自ら倒れる



まぁバランス崩しちゃうよね。

ただ、めっちゃ批判されてても、そのまま突き進む精神力と行動力は単純にスゴイと思います。











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