家族信託のセカンドオピニオン

町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




11月に入りました。
忘年会の予定がチラホラ入ってくる頃でしょうか。

10月は家族信託（民事信託）に悩まされた1か月でした。

追加信託や受益者変更登記、地味に悩みどころがありましたが、なんとか乗り越えました。


また、私文書で進めた信託案件。
信託登記における信託目録が僕の中でキモでしたが、補正等もなく無事に登記も完了したので、家族信託における私文書の可能性を感じた案件でした。

ただ、やはり私文書はリスクもありますし弊所では公正証書をお勧めしています。


家族信託は弁護士や税理士でも扱っている方はいますが、信託登記に関しては司法書士の腕の見せ所でしょうか。
信託登記を視野に入れつつ信託契約書の内容も考える、これは司法書士が輝くところです。




話は少し変わりますが、弊所では信託を扱っていますが信託中心ではありません。
まぁ前事務所で少し触れていたということもあり、独立してからは力は入れていますし、相当勉強もしましたし、今も日々勉強です。

が、信託業務の割合としては全体業務の２割ほどです。




信託信託している事務所や他士業もいますが、「そんなに信託がベストなことってなくね？」と少し疑問に感じる部分もあります。

めっちゃギラギラしてるやん(;・∀・)って思います。笑

遺言や後見で対応できることもありますし、生前贈与でも対応できることもあります。

なので、わざわざ信託使うのは費用が掛かるだけだよって状況もあります。




１つの選択肢としてはいいと思いますが、「家族信託がベスト！！」という状況はそこまで多くはない印象です。

まぁ個人的には、家族信託は保険のような効果を持っているとも考えているので、費用面がクリアできればやっておいた方がいいという事はありますけど。

信託じゃなくてもいいのに信託で進める、というようなことは避けてほしいですね。



家族信託のセカンドオピニオンでも受け付けようかな・・・。

う〜ん、恨まれそうだから辞めとこう。笑











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