年々歳々 ささやかな日常

「年々歳々 花相似たり 歳々年々 人同じからず」
日常の身辺些事を画像とともに

医院の待合室で

2008-10-20 | Weblog
2008年10月20日(月)

この本を見ながら、患者さん同士で話が弾んでいました。
ひとりは、この表紙の作務衣が似合う職人さん。
もうひとりは、ご近所(幼馴染?同級生?)の老婦人。
ちゃんと“対話”が成立している。 

 

この本の内容をいろいろ褒め称えた後で
「100歳まで頑張れると思う?」(老婦人)
「100歳までは無理だけど、90歳まではできる気がする。」
「そうねぇ。私も90歳がいいな。ちょうど切りがいいし・・・」
90歳まで現役で仕事をなさろうという気力・体力に敬服です。 

先に診察を終えた老婦人が、私にもにこやかに会釈をなさりながら
「(あなたが誰だか思い出せなくて)ごめんなさい。」とおっしゃったのが気になって、声をかけました。20年以上も前に、ご近所に住んでいただけの縁ですけど・・・

双子のお孫さんのことを話題にすると、嬉しそうにバッグから写真を取り出して
「あなたがご存知なのは、この頃なのね。ありがとう。」と ’80年代の日付が入ったお孫さんの写真を見せてくれました。いつも持ち歩いているのですね。  もう来春には大学卒業だとか。幸せそうな孫自慢が聞けて嬉しかった。   (こうして格差は固定されていくのかも・・・)

ケイトウの仲間かな?

(2008/10/20 さいたま市浦和区 医院の玄関前) 
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