ととちの日記

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11月22日 ローレンツ短縮

2014年11月22日 | 知識・情報
11月22日 電気機関車
11月22日 電気機関車
昨日になるのですが、11月21日はアインシュタインの特殊相対性理論の論文が学術誌に掲載された日なのだそうです。その中からローレンツ短縮についてちょっとエクセルで遊んでみましょう。
フィッツジェラルド-ローレンツ式
フィッツジェラルド-ローレンツ式
ローレンツ短縮は上のように表わすことができます。Lが短縮された長さ、L0が元々の長さ、vが相対速度、cは光速ね。ここでエクセルを起動します。まあ、一例なんだけれど、セルB3に「1」、セルB4に「200000」、セルB5に「299792.458」(光速)、セルB7に「=B3/(SQRT(1-(B4^2/B5^2)))」、セルB8に「=(B4/B5)*100」と入力します。

これでセルB7に観測した長さ、セルB8に光速との比が出ます。上記の例だと秒速20万kmで動くと1mの長さの物体は0.744942936mになると言う計算になります。相対速度が遅いとほとんど短縮しません。秒速20万kmってどんだけ速いんでしょうね。これ1893年に発表されたそうです。ローレンツ短縮はエーテルを探す時に発表されたのですが、相対性理論で再び日の目を見ます。アインシュタインはエーテルを探しても無駄だと言うことを示します。ローレンツの時代の科学は幻を追いかけていたのかもしれません。


昔の人は凄いですねぇ。当時はエクセルなんて無かったのに。

◆参考にしたページ
ke!san 特殊相対性理論


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