萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

日本人の英語

2013-09-06 05:57:53 | 推薦します!
リーディング読本が、暗記も辞さない作業というのはやはり本当で、暗記をするスタイルって場所をどうしても選ぶことになるため、少々遠ざかってしまった。

その代わりに新書を読むようにしているのだが、これがビンゴで面白い。

何故かというと、それは外人が書いた、外人講師の添削で目にしてきた実例を基にした、「多分日本人って、こういう誤解があるな」とか「これって上手く理解されていないな」とか「こういうのはイディオムの暗記ではなくて用法そのものを覚えた方がいいのにな」とか「どういう意味になっちゃうか???本当に分かってる?」という類の話で満載だから、読み易いのである。



例えば、冠詞。
a chikin, chikin, the chikinの使い分ける意味。
これが普通に出来る母国語の人間達と日本人には差が存在する。
a chikinは鶏一羽まるごとをそのままでと解釈されてしまうから、怖しい!


そしてやはり時制。
have been -ing, had been -ed,

この時制を上手く表現することで、実はその様が活き活きと映るか、単なる現象として聞こえてしまうかに大きな隔たりが存在するというもの。


しかも書かれている日本語は極めて適切。適切だけど、自分は少しだけ自分の言葉に直しながら理解している。
例えば関係代名詞の制限用法と非制限用法の件、、、、


関係代名詞で、説明を施す内容が、その当たっている名詞を限定的に修飾しているのか、もう少し広い意味の中からの一部のそれというのを説明しようとしているのかという少し理解するのに時間を要する場合は、
徹底的に言おうとしている問題の本質が分かるように、「自分で説明して自分に納得が生まれるように」日本語を直すか、自分流に用法に名を与え直すなどして理解を深めるようにしている。

関係代名詞の制限用法っていうの、、、分かります?直感で分からないものは多分理解しにくいはず。
でも書かれている説明を読めば理解はできます。できますがその名前が相応しいのかがよくわからないというか、自分に走ったアレルギーを抑えるような作業をしています。

名前は決められたものなら、覚えるしかないんではなくて、名前を付け直すことで覚えやすくしています。

で、この制限用法、自己流別名「限定しちゃう代名詞の使い方」というのは、文章中に","で切り離されない。the house which I visited last night was very clean.昨日の晩に伺ったおうち、結構綺麗だったよ。
多分日本人の会話の中にも、この用法は出てくると思うので、逆にカンマを付けたパターンを紹介すると、
The novels I bought little before, which are not cleanly interesting recently, need much time.
ちょっと前に小説を数冊買ったんだけど、まっそれにしても小説ってのは最近特に面白くないよね、それらに多くの時間を取られてるんだ。

なんとなく分かります?


ちょっと飽きてきたので、面白かったイデオムを紹介します。


次の文は加算名詞・不可算名詞のところで紹介されたものです。複数形を採った場合と採らなかった場合のニュアンスの違いを紹介している最中に出てきたもので、典型的な不可算名詞の使用例として出てきたものです。

Mother's milk may be nature's most neaerly perfect food, but among the divinely inspired creations of man, beer is surely his most magnificant achievement.(母乳は確かに自然のもっとも優れた栄養物かもしれないが、人間が霊感によって創造したもののうちでは、ビールが最高傑作に違いない!)


人間が霊感によって創造したもの????
一瞬たじろぎましたが、なんとなしに意味がしみじみと伝わってきました。
別の機会に譲ってもいいのですが、ちょっと思っていたこととなんとなく合致していたので…。

焼くも含めて、人間が生のものを食べずに調理をするようになっていくのですが、その技の中で、自分がピカイチだと思うのは、
油で揚げることと、発酵させて作るものです。

発酵の生成物、その筆頭が酒とチーズで、酒の中でどれが一番の傑作か?といったら?

あぁビールだ!と。

油で揚げるのが何故秀逸と思っているのか?ってのは大体想像が着くと思うので一旦棚上げにします。

まぁ何はともあれ、例文までもが筆者の思いを遂げている書物だと思った次第。



草稿に沈めておいてから何日が経過しただろう…。
久々過ぎて乱文、失礼!

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