萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

久々の壁当てと揉めてる電話

2011-06-21 05:40:26 | スポーツへの想い
6月18日と19日の早朝(って云っても5時半から6時くらい)、散歩がてらに軟球を持ってフラフラと新所沢は緑町中央公園の壁があるところへ向かいました。

6月18日には、先に御婆様がいらして、ラケットを持ってサーブの練習をされていたので遠回りしていたら6時くらいに空きました。

少し湾曲しているなだらかな壁の中央には如何にもストライクゾーンのような赤い四角とその上に青い四角が書かれています。壁そのものは全長12mくらいのもので真ん中に向けて高さ3mくらいのものです。

一昨昨日は軟球だけで行ったのですが、初めは10mくらいのところから的当てを始めます。
続いて2歩下がり、握りを人差し指と中指から、人差し指から薬指までで上を握るようにして投げていきます。最後は誰かが、これまたプレートと思わしき青い線が地面に書いている場所まで下がって1時間くらい投げ込んでいました。

汗びっしょり。

軟球を水道で洗って帰ってきました。

一昨日の日曜日の朝はキャッチャーミットと一緒に出かけました。
先客は誰も居ません。
壁のところに向かおうと公園の中央を突っ切ろうとテクテク歩いていると、なんやら揉めている声が聞えてきました。

公園の外周に、下が野球のユニフォーム、上がアンダーウェアの人が数人居り、車の前で煙草を吸いながら誰かに電話をかけています。

「てめぇいつもいつもそんなことばっかり云いやがってよー」と見た目が私同様キャッチャー体型の人が怒っています。
「こねぇなんてぜってー許さねぇー。お前のおかげで試合にならないんだよ!!」

どうも有志で作った野球チームの人数が揃わないのでむくれている人が仕事で疲れているかなにかの理由で来れない人に怒っているようなのです。。。

野球チームの運営は本当に大変ですね。人数ギリギリなのかな?
私は「あ~あ」と少し溜め息をついて壁に向かいました。

基本はセットポジションで真横を向いてから投げていましたが、途中からワインドアップで構えて体重を乗せて投げてみました。
もちろんヘロヘロではあるのですが、後から指先が来るように意識していたら赤い枠の中にズバズバと決まりだしていきました。

コントロールがついてくるとこれが楽しい投球練習。
小学校の時は結構コントロールだけは良かったんだとこれまたいつの話だかを思い出していました。
家の隣に駐車場があり、蛍光の庭球ボールを投げていました。ブロック塀の真ん中にだけ意匠の違う穴あきのブロックが配置されていたので、そこへの的当てみたいなことをしていたのを思い出しました。

2日で150球くらいは投げ込んだはず。
少し筋肉痛が残っていますが大丈夫。
体の捻りがダイエットに効いてくれることを願っています。
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利休にたずねよ

2011-06-21 00:04:18 | プチ萌え
~茶は服の良き様に点(た)て、炭は湯の沸く様に置き、冬は暖かに夏は涼しく、花は野の花の様に生け、刻限は早めに、降らずとも雨の用意、相客に心せよ~


上に掲げた言葉は千利休の七則としてある講習会で聴いた言葉である。

この当たり前を信条とする心がけ(といっても当たり前は当たり前にはできないということらしい・・・)と圧倒的な美意識、道(どう)というものの真髄神髄。

多分一介の凡愚な会社員とは大きくかけ離れた世界と知りつつも、上記の言葉を思い出しながら、『見知っておきたい』と強く思うようになった。

千利休が持ち、放つ美とは一体?秀吉に対する抵抗にはどのような想いがあったのか?
いくつも知りたいが一遍にやろうとすると破綻するので、まずは小説から入ることにした。

手に取ったのはおそらく千利休を扱う小説では一番新しいものと思われる「利休にたずねよ」というものを購入した。

構成がへんてこでいきなり切腹の日の明け方だかから始まって腹に剣を突き立てる第一章から物語りは遡る形で進行していく。

すでに第二章で秀吉が利休を許し難く思い、でもどこか利休でなくては実は完全無欠な美を選び取るのは難しく、他の者では替えが利かないことも理解している様が描かれる。

第三章では細川忠興の茶の道への理解、美に対する利休との隔たりを父幽斎から諭される。

で今第五章くらいの「ひょうげもの」という題で古田織部から見た利休が語られようとしている。
モノマネと踏襲と自由と個性への言及が成されると期待している。織部も後年家康より危険視されて切腹させられている。
漫画にどうも「へうげもの」というタイトルのものがあり、これも評判がいいらしい。
機会があったらこれも読んでみたいものである。

司馬遼太郎に利休に関する題の小説があった気がしない。。。他の作者のものでいいものがあれば読んでみます。

他の作者の小説にいくか新書辺りに行くかは読後にまた決めたいと思います。




プリンセス・トヨトミは先週末に読み終わりました。
大阪城は現在建て直されたものなんだそうです。立て直したのは徳川家。秀吉の遺功は全て無に帰せられたようです。それは知りませんでした。
物語は不思議な方向に進むのですがある程度途中から終わりが透けて見えるようになります。

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