萌えてばかりもいられない!

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「4月馬鹿」の思い出

2011-04-03 06:10:50 | 懐かしい思い出
4月1日、エイプリルフール。
嘘を奉る祭典。今年は”なし”だったのかしら?誰も私に嘘など言ってこなかった。

まぁこの日で無邪気に嘘を言い合っていた頃ってのはいつまでだっただろう。。。

この日を嘘をついてもいい日として知ったのは、私は漫画ドラえもんの7巻だったかの「帰ってきたドラえもん」という題の話からだった。

しかも「四月馬鹿」というかなりの直球な直訳でその存在を知った。

私はドラえもんがこの話の前に未来に帰ってしまったことを知らずに読んだ。
4月1日、ジャイアンにドラえもんが帰ってきているという嘘に騙され、「今日は4月馬鹿、嘘をついてもいいのさ」と大笑いされたのび太は押入れに残されていた『困ったときはこれを開けなさい』と書かれていたドラえもん型の箱を開けるのである。(そんな日(エイプリルフールのこと)があるなんて常識として知らなかったのは、、、、自分がまだ小学校3年生くらい?)
そこから出てきたのは、飲み薬「ウソ800」(嘘八百ではなくてウソエイトオーオーと読む)。飲むと、云ったことがその場で全てウソになるという奇天烈な道具。
「いい天気だな」と云うと大雨が降り出すというもの。可笑しかったのだが、いつも一緒に喜び合うドラえもんがそこには居ない。。。。
そこで独り言のように「ドラえもんは帰ってこない。もう二度と会えない。」とつぶやいたことが嘘になり、いきなりドラえもんが部屋にいて、反対言葉で喜び合うのでした。

物語のプロットというか落ちが当時の私にはすんなり入ってこなくて、「うれしくない」と泣き合う二人の意味や「なんで帰ってこれちゃった」のかの真相、全てにポカンとしていたと思います。

それまでに4月1日は嘘をついてもいい日として暮らしたことがないとね。




ある意味、全てが”嘘”であってくれたらと、願わないでもない今日この頃でやんす。
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