The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

10月13日 デート,『和民』

2007-10-22 02:49:34 | 抱茎亭日乗メモ
 二日酔いだが頑張ってデート。恋人から頼まれ事いくつか。お安い御用で。
母のこと、いろいろな人からもらったアドバイスについて。
「一緒に住んだ方がいいとも言われたけど、一緒に住んだら私も発症する。虐待しちゃうかも」
「一緒には住まない方がいいだろうなあ」

恋人も大変な事を抱えている。でも楽しい話もする。

 母親との関係に悩む読者さんとはメールのやり取りが続いている。

> でも自分は躁鬱は全くないので、
> その遺伝子は引き継いでいないと確信しているんですけどね。
> 桜井さんも大丈夫なんじゃないですか?

「私は意味もなく気分が落ち込む時はありますよ。
少し静かにしていれば元気になるのはわかっているので、憂鬱を楽しむようにしています。
私は母の嫌な部分も確実に受け継いでいます。
だから激しく反発するんだと思います。
一人っ子で性格の悪さも強化されているかもしれません。がははは。」

> 共通していることは祖母と母、
> マイナスな事ばかり口にする事が多いです。
> 桜井さんのお母さまはいかがですか?

「私の母は元気な時は自分が世界で一番偉い。自己肯定、他人否定。
落ち込んでいる時は何事も否定的。」

> でも、全て遺伝子のせいにしたくないっていう意地もあり…。
> 性格的な問題もありますよね絶対。
> 親ってのは子供に意見されたくないのでしょうかね?いくつになろうが、
> 子供は親のただの付属物ってことなんでしょうか。

「『親子なんだから』とか『親子の愛』とか、そんなこと知るか!と思っています。
家族愛を至上のものとする世間やメディアの常識なんてぶっ飛ばせ!です。

でも、とんでもない母を憎みながら『変過ぎて可笑しい』と客観的に見ているところもあるんですよねー。
やっぱり私も相当性格悪いですね。あははは。」

 母に絶縁されたT叔父と東久留米の『和民』。ご馳走になる。
二日酔いの私は柑橘系ジュースとお茶2杯。ちょっと快復したので最後にサワー。

禁煙席は両隣の席が子連れで、一組は男の子がワーワー大騒ぎ。五月蝿くて参った。
週末晩ご飯タイムに行ってはいけなかった。ファミレス状態だ。

T叔父は「双極性とは初めて聞く病名」とのことだったが、私が思い当たる母の人間関係トラブル、浪費、多動、自尊心肥大、怒りっぽさ、マシンガントークなどを挙げて説明したら「きっとそうだ」と言う。
T叔父が罵倒され絶縁されたのも、病気ならしょうがない、ということで。

週に一回新座に帰ったら?と叔父は言う。
それは私にはかなりの負担だが、母も望んでいないと思う。2人とも疲れるだろう。
とりあえず週1回ぐらいは電話を入れる、ということになる。
そして折を見て一緒に病院に行く。

祖母がおかしくなった事がある、という話は母から聞いたことがあるが、入院までしたとは知らなかった。
やはり遺伝なのか。私も気をつけようっと。

T叔父の見合い話。
3人会ったが問題やら多額の借金やらを抱えた人ばかりで難しいらしい。
親子で結婚相談所に登録したそうだが、従兄弟Tはどうしたかなあ。

「新座に寄っていかないの?」と叔父に言われたが、時間も遅いし突然だと母も迷惑かもしれないので、母には連絡せずに帰る。

10月12日 母問題,『バウハウス』

2007-10-22 01:30:43 | 抱茎亭日乗メモ
 母の双極性Ⅱ型の疑いについて、母から絶縁された叔父に相談。
明日会って話すことになる。

2002年夏に母と叔父と3人で、山梨県明野村に行った事がある。
私の元内縁夫が子供の頃に絵を習っていたY先生を訪ねた。
今思えば、あの時母は既に発症していたのではないだろうか。

Y先生に聞いてみた。

> 明野に来た時の印象は疲れたぁ、でした。私の周りはそう言う人だらけです。

とのこと。
双極性障害は芸術家にも多いと聞く。ふーむ。

 先々週のドタキャンMさんのリベンジで再び六本木『バウハウス』。
不思議さんと、もう一人のMさんも今回は仕事を終えて駆けつけてくれる。

VIPルームから見える東京タワーには、前回はなかった「2016」の数字が。
「あれ何?」
「東京オリンピックのカウントダウンらしい」と友人のチーママY。
「へえー。まだ決まってないのに? いつから始まったんだろう?」
とひとしきり話した後で、不思議さんが
「あの東京タワーの数字、何だろう? 前はなかったよね」
と言う。
「今その話終わったやん! 聞いてなかったんかい!」と皆。
目を丸くして驚く不思議さん。こっちがビックリ。さすが「不思議」さんだ。笑う。

2人のMさんに2005年の「MARIBAR 39 PARTY」の写真を渡す。
それが今回の飲み会の口実なのだが、「渡したいものがある」という私の声掛けにMさんその1は「結婚披露宴の招待状かと思った」。
ほう! 人に「話って何? 結婚するの?」と聞いたことは何度もあるが、自分がそういうことを言われたのは初めてだ。

前回会った医師のK先生は宮崎学さんの中学の後輩、とのことなので『ヤクザ肯定論 山口組の90年』を持って行く。
K先生はお返しにナボコフの『ロリータ』と、ソルジェニーツィンの『イワン・デニーソヴィチの一日』という文庫本を下さった。
『ロリータ』は随分前に読んだが、K先生の友人による新訳だそうで「全然違うから読んでみて」と言われる。
楽しみ。

母のことをK先生にも相談。
「今うつなら強制はしない方がいい、無理矢理病院に連れて行かなくても、本人が『辛いから病院に行きたい』と必ず言い出す」とのこと。
なるほど。しかしそれまでほっといていいのかな?

今日はライブもちょっと聞いて、友人Yがお世話になっているオーナーママにも会って、かなり飲んだ。
最初に聞いた金額よりアップしてしまって、結局いくら払ったのか覚えていないが、終電が迫り急いで帰る。
終電が終わってしまったMさんその2を置いて帰ってしまったのだが、散財させてしまったかもしれない。

システムがよくわからないが、割引してもらった分をYが負担することになっているのか?
楽しく飲んだけど、Yが儲らないんじゃ意味ないよなあ、となんだか申し訳ない。

10月11日 冴島奈緒ヨガクラス,『おまた』

2007-10-21 03:54:56 | 抱茎亭日乗メモ
 冴島奈緒さんのヨガクラス。5分遅刻。
いかんね、時間には着替え終わって、ちょっとした柔軟体操などして先生を待ってるぐらいじゃないと。

久しぶりにサエジマニアのoちゃんと一緒になる。
今日は生徒5人で順にポーズを見てもらっていると、あっという間に時間が過ぎる。

 今日は二日酔いではないが、寝不足で疲れ気味。
激しく空腹だったので、ヨガ後のビールは池袋『おまた』で。
ラストオーダーギリギリのところ滑り込む。

おまた兄と『酒たまねぎや』の話。
HP上でのバトルを「よせばいいのに」と言われる。
「うちのことは書かないでね。ボク、傷つきやすいから」とも。笑う。

しかしこの後、書かずにいられない展開になる。
私より後に若者が一人で来店し、おまた兄に「聞きたいことがあるんです」と言う。

大学のゼミで、「日本酒が若者に飲まれなくなったのは何故か、どうしたら若者が日本酒を飲むようになるか」というテーマでプレゼンをするため、取材に来たのだとか。

「そりゃー朝まで語っちゃうよ」とおまた兄。
丁寧に解説してあげていて、私も横から「マーケティングのゼミなの?」と口を挟み、私の分析まで披露。
サエジマニアのoちゃんが仕事で開発した、コンビニでの日本酒ミニボトル販売の話など。

「帰りの電車もあるだろうから、今日はこのくらいにしとこうか」とおまた兄がいい、若者を見送る。
いやー、可愛かった。素直な好青年。
大学対抗プレゼンも頑張って欲しいが、これをきっかけに日本酒を好きになって欲しいねえ!

おまた兄は私が行くといつも「働いてる?」「お母さんは?」と聞き、心配してくれる。
母は双極性Ⅱ型じゃないか、という話をしたら「俺は病気じゃあないと思うけど」と言い、「経済的にも、一緒に暮らした方がいいんじゃない?」と諭される。
「いやー、一緒には住めないと思う」
「生んで育ててくれた恩があるでしょう」
と店の前で暫く話す。
「ありがとうございます。よく考えてみます」と言って帰る。

10月10日 LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー,MILLIBAR

2007-10-21 03:47:45 | 抱茎亭日乗メモ
 『Candy』と同じ映画館のレイトショーで『LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』を見る。

ザ・クラッシュは好きだけど、ジョー・ストラマーの人となりは殆ど知らなかったので面白かった。

お父さんがインド系で、トルコに生まれて、お坊ちゃんで、「ウディ」なんて可愛らしい名前を使っていた時期もあり、ある日「ジョー」になり、「ウディ」って呼ばれても返事しないもん、とかお茶目な人だったのね。

そして人としても音楽も、パンクそのものだけどパンクだけじゃない、とても幅広い大きな存在だったことを知った。
かっこいい!

 『MILLIBAR』に行って「『LONDON CALLING』見てきた」と清野さんに言ったら、アルバム『LONDON CALLING』をかけてくれた。
映画『PUNK'S NOT DEAD』はパンクでお腹パンパン、という感じだったけど、クラッシュは他のバンドと違う。やっぱり凄くいい。

久し振りに会った隣の席のお客さんは「フジロックのバックステージでジョー・ストラマーと飲んだよ」と言っていた。
なんと羨ましい!
映画の中のキャンプファイヤーのような雰囲気だったのだろうか。いいなあ。

10月10日 失敗!,映画『Candy』

2007-10-21 03:41:12 | 抱茎亭日乗メモ
 二日酔い。
気持ち悪くて苦しんでいるところへ、水漏れ修理の業者がやって来て、上の階で工事が始まる。

私の部屋は天井のクロスを張り替えるので、サンプルとして更にクロスを剥がして持ち帰る。
同じものがあればリビングの3分の1程度の面積で済むが、生地を揃えるとなると割と大掛かりな内装工事になるのでは。
いっそのこと派手なプリントの天井にしたりして。宮殿みたいなのとか。

それはいいけど、二日酔いで気持ち悪いのに工事の騒音で寝ていられない。参った。

 夕方、工事も終り体調も復活し、映画を見に行くことにする。
池袋駅から渋谷に向う電車の中で、手帳を見たら本日の欄に「17:00 なすび」と書いてある。

あら、『なすび』は昨日行ったんじゃん、書き間違え。ん? 17:00?
あーーーー! そうだった、そうだった。
17時に『なすび』で千秋さんと待ち合わせて、知人のお見舞いに行こうと言ってたんだ!
すっかり忘れていた。今は? キャー、もう18時半! やってしまった、大失敗。

母は双極性障害とか、『なすび』の客Yさんは人が貸した本のことも覚えてないとか、人の事言えないじゃん!! やっばーい。

渋谷駅に着いて、慌てて千秋さんに電話。
「なんだよ、おい!」と怒鳴られる。
ギョエー、すみませんすみませんすみません。
「ずっと待ってたんだよ! 某さんには電話したのかい?」
「ひえー、してません、ごめんなさい」

入院してる知人のご家族に電話。千秋さんに報告。ちょっと怒りは収まった様子。
「二日酔いってぇ? Kさんはちゃんと終電で帰したって言ってたよ」
「はい、そうなんですけど、さっき手帳見て。申し訳ありませんでした」
「はいはい、またね」
ああびっくりした。

 酔っ払いの大失敗の後で、ジャンキーの映画を見て反省を深めよう、というわけで『Candy』を見た。

男も女もどうしようもないけれど、若く美しいカップルが陥るジャンキーの悲惨さは、悲しいけれど醜くはない。
私の見方は正しくないのかもしれないが、2人は別れられない、と思った。
物語は終わらない、と確信させる、余韻の残るラストだった。
厳しい現実を二人がどう生きていくのか、ずっと見守りたくなる。

ところで、男は、うなじに平仮名で「ず」と刺青している。どうして「ず」?

10月9日 双極性Ⅱ型?,『なすび』,居酒屋

2007-10-19 02:56:45 | 抱茎亭日乗メモ
 母の双極性Ⅱ型の疑いについて相談メール。
恋人は「早めに医者に見せた方がいい」という。

母に電話してみた。歯茎が痛くて全く元気がない。
「一週間ぐらいで治ると思う。電話するわ」と母。
「いや、絶対しないから、私から電話するよ」

母は元気な時は日に5回ぐらい電話をかけてきたものだが、昨年の絶縁騒動以降、母から電話をかけてきたことは多分一度もない。
私が「電話を下さい」とメッセージを残しても無視される。

 『なすび』で千秋さんに双極性障害のことを聞いてみようと思った。

21時近くに店に着くと、常連の人たちがいて、宮崎学さんの『近代ヤクザ肯定論 山口組の90年』の話になる。
7月31日『なすび』に2冊目の『近代ヤクザ肯定論』を持って行き、私の目の前で千秋さんがYさんに「Yさん読む?」「読む読む」と言って貸すのを見た。
「おいおい、ホントに興味あんのかよ? ちゃんと読んでくれる人に貸して欲しいなあ」と思ったが、何も言わずに帰ったのを覚えている。

そのYさんが「図書館の蔵書放出でその本をもらって読んでいる」と言うのである!
「宮崎学の違う本じゃないの?」と千秋さんが言うが「いや、間違いなくその本だ」。
「私が『なすび』に持って来たのを借りていましたよ」と言っても「いや、間違いなく図書館でもらった10冊のうちの1冊だ」と言い張る。
7月31日のやり取りを、Yさんは全く覚えておらず、千秋さんも「ふんふん、そうだったかも、よく覚えてないけど」と言う。
酔っ払いの御爺さんたちは、もう!

「今年の6月に出た本を図書館が放出するわけがない、違う本だ」と千秋さんがもっともな事を言うが「いや、間違いない。今度その本持って来る」。
「いやだから、それは私が持って来た本ですって」
「いや、違う。図書館でもらったんだから」

「もう、これ以上言ってもしょうがないじゃん」とKさんが言い、終わる。
しかし、白黒はっきりしようじゃねえか! と言いたくなる。
それは私がせっかく『なすび』に寄贈したのに、なかったことにされた! という思いより、宮崎さんの本だから。
まあ、Yさんも興味を持って読んでいるならそれでいいのかもしれないが、なんだか無性にむかつく。
Yさんだからか?

 で、本題の母の双極性Ⅱ型について。
私が聞きたかったのは周りにそういう人がいるか、家族はどうしているか、私はどうするべきか。
「周りに? いないなあ。お母さんは病気じゃあないんじゃないの」と千秋さん。
「ほっといたらええやん」とKさん。
「ほっといて酷くなったりしないかなあと思って」と私。
「二日に一回新座に帰れば」と千秋さん。
「えー?! 二日に一回も!」
今年は正月に行っただけだ。とても無理。
「そやから、ほっといたらええやん。真理ちゃん意外と優しいね」とKさん。

24時を過ぎたので、帰ろうと思ったら「もう1軒行こう」とKさん。
「いや、行かない」
「ええやん、あんたは俺のこと嫌いかもしれんが、たまにはええやろ」
「いや、嫌いなんで、帰ります」
面白がる千秋さん。

 結局終電まで、ということで近くの飲み屋へ。
私は押しが強い人に弱いのである。
「お母さん、心配やね」と言ってくれるKさん。
ワインをご馳走になって、終電で帰る。

10月8日 修羅場その2,前向きになる方法,双極性Ⅱ型?

2007-10-19 01:04:10 | 抱茎亭日乗メモ
 男と女の修羅場を迎えた友人から「修羅場その2」の報告電話。
友人は自分のやっていることを「ばかみたいじゃない?」と言う。
ここらで全てをリセットするべきではないかと。

「ふーむ。しかし、それはいけないことなのか? うまくやっている人はいっぱいいるのでは」
「そっか。それもそうだ」
「まあ、無辜の相手を傷つけることは、できればしないで欲しいけど、何が傷つけることになるのか、どうすることが傷が浅いのかわからんし、相手は傷ついてもいいと思うかもしれないし」
などと言ってるところに、恋人からキャッチホン。

ラブラブの私たちもいつか、修羅場を迎える日が来るのか?
その時は派手にやるわよ! オホホホ。

 メールのやり取りが続いている読者さんから

> 桜井さんは、色んな事で落ち込んだ時や行き詰まった時、
> またはやる気がない時など、
> 気持ちを前に向かすためにどんな工夫をされますか?

と質問を頂く。

「今日確か、朝日新聞ですが、誰かの詩だったか

『せっかくめったにない悲しいことがやってきたのだから、
思う存分悲しいことを楽しんでやる』

とかいう一文があり、いいなあと思いました。

憂鬱な気分の時は憂鬱を味わうというのはありかな。
時間が解決してくれるとわかっているので。

あとは人に話す、書くことですね。

それと好きな人の名前を呼ぶ。
ネガティブなことを考え始めたら『○○大好き!』って声に出して言うんです。
一人暮らしだからできる事ですが。変ですね。エヘヘ。」

と返信。

 そんな午後、NHK『きょうの健康「サインを見逃さない うつ病の対策(1)こんな症状で始まる」』を偶然見ていて、うつ病にはいくつか種類があることを知る。
その中で「双極性Ⅱ型」という言葉と症状を初めて聞いて、もしかして母はこれか? と思い当たる。

ネットで調べると、「双極性障害」はかつて「躁うつ病」と言われた病気であった。
「双極性Ⅱ型」は軽い躁と通常のうつが現れるタイプ。

http://home.p02.itscom.net/kibunnet/BP2.htmの軽躁病エピソードを見て「これは間違いない」と確信する。
以下引用。

1. 自尊心の肥大、または誇大。

2. 睡眠欲求の減少(例えば、3時間眠っただけでよく休めたと感じる)。

3. 普段よりも多弁であるか、しゃべり続けようとする心迫。

4. 観念奔逸、またはいくつもの考えが競い合っているという主観的な体験。

5. 注意散漫(すなわち、注意があまりにも容易に、重要でない関係の外的刺激に伝導される)。

6. 目標志向性の活動(社会的、職場または学校内、性的のいずれか)の増加、または精神運動性の焦燥。

7 まずい結果になる可能性が高い快楽的活動に熱中すること(例えば、制御のきかない買い漁り、性的無分別、ばかげた商売への投資などに専念すること)。

引用終り。

私や叔父との絶縁騒ぎや塗装工事件など、まさに!
「あんたは間違ってる!私は正しい!」とか、やたら怒るとかも躁症状だったのか。
相槌を打たせないマシンガントーク、あの多動、買い物ブギ。
祖母も叔母もその傾向はあったと聞くし、遺伝率が高いらしい。
つまりは私も傾向あり?

そんないろいろも、病気ならしょうがない。
今は鬱なので、おとなしくていいが、治療を要する事態なのか、よくわからない。
多分悪化しないうちに治療した方がいいと思われるが。
朝まであちこちネットで調べてみた。あとは人に相談してみよう。

10月7日 見間違い

2007-10-17 05:09:37 | 抱茎亭日乗メモ
 珍しく外で朝食。遠くから恋人を見掛けた。
話し掛けたら気まずくなりそうな場面だったので、その場は近付かず、後で「見たわよ」とメール。

「その時間その場にはいなかったよ」と電話が来る。
ありゃー。遠くで見掛けた後ろ姿は正しく彼だと思ったのだが。
愛する人を見間違えてはいかんね。ごめんなさい!

失恋して、街で「あの人」を探してしまうとか、ちょっと似ている人を見掛けて胸が傷むとかいうことはあったけど、今、彼とはラブラブなのに、どうしてかしらん?
飲み過ぎか?
確かに今週は二日酔い続きでかなり疲れている。

 帰宅すると、昨日水漏れで応急処置したガムテープ留めのゴミ袋は剥がれ落ちていた。
しかし天井クロスも床も靴も家具も乾いていてホッとする。
今日は家でおとなしくしていよう。
 
 母に電話。水漏れ事故報告。
大学生の時に買ったミニコンポは水漏れ被害にあったのが原因ではないが、壊れているので処分することにした。

母が持っているCDラジオをもらえないか聞いてみた。
母は電器屋にそそのかされて買ったものの、一度も使っていない。
私が「ちょうだい」と言ったら「音楽でも聞こうと思って」と母。
「いや、絶対一生聞かないから」と言ってほぼ無理矢理譲ってもらうことになる。
ヴィデオデッキだって、電器屋に売り付けられて1度も使ってないんだから。

因みに母が一人暮らししている新座の実家にテレビは4台ある。掃除機は3台。
リビングの照明はコンビにより明るい蛍光灯。

来週は仕事が休みなのでCDラジオを取りに行くと言ったら、歯茎が痛いから会いたくないと断わられる。

10月6日 映画『鬼畜大宴会』,『Blen blen blen』

2007-10-17 04:41:06 | 抱茎亭日乗メモ
 映画『鬼畜大宴会』を見る。酷かった。
こんなものを見るくらいならテレビで『フラガール』を見ればよかった。大失敗。

古い映画なのかと思ったら1997年製作で、芸大生の卒業制作だったとか。
どおりで、学生運動の内ゲバ物語だけど当時の若者の思想とか活動とか組織とか全く関係なし。
派手に人を殺し、死体を弄ぶための舞台設定でしかない。

では「暴力」とか「狂気」というものをまざまざ見せつけてくれたのかというと、それもお遊びでしかない。
「人を殺してみたい」と思うような人はこれを見てスカッとしたりするのか?
やはり実行してみたい、と殺人衝動をますます高めたりするのだろうか?
それが目的でもなさそうだけど。
何が言いたいのか、そんなもの全くないのかわからないけど、こういうものを作るのは楽しいんだろうか。

『プラネットテラー in グラインドハウス』も気持ち悪かったが、『鬼畜大宴会』の方が遥かに不快だった。
これって誉め言葉か?

 バー『Blen blen blen』に行って、見てきた映画の話。
前回も隣の席だった、「小泉孝太郎」の友人女性も「あれ、酷いですよねー」と言っていた。
「途中で出ちゃえば良かったのに」と豪君に言われる。
そうしなかったってことは私が「最後まで見たかった」ってことか。
どれだけ酷いか確かめたかったような気はする。それとも単なる貧乏性か?

10月6日 水漏れ!(画像アップしました),デート

2007-10-16 23:54:33 | 抱茎亭日乗メモ
 二日酔い。気持ち悪くて何度も目が覚める。
トイレに起きたりしつつベッドで苦しんでいると、突然バチバチバチ!と部屋の中で聞き慣れない大きな音がする。
なんだろう、う、気持ち悪い、と思いながら音のする方へ。

は?! 玄関上の梁から一升瓶を逆さにしたぐらいの勢いの水が落ちてきていた。
なにー?! キッチンの洗い物桶を持ってきて、頭上に掲げる。
これ、溢れたらどうしたらいいの? 水止めなくちゃ。でも水受けなくちゃ。
いやーん、玄関に並んだ靴も、靴箱に使ってるフランス製の家具も、びしょ濡れだよ!

洗い桶を下に置くと水が跳ねてあちこち濡れるが、とりあえず上の階の部屋へ行ってピンポン。
「下の階のものですが、天井から水漏れしてます!水使ってますか?!」
「はい? へ?」
寝ぼけた声が女性から男性に変わる。
「ふえ? うちは水使ってませんが。大家さんに言った方がいいですよ」

我が家に戻って大家さんに電話。
マンションの最上階に住む大家さんが降りてくる。水の勢いは少し治まっている。

大家さんと一緒にもう一回上の階に行って、3軒を訪ねる。土曜の早朝で、皆さんお休み中。
1軒が「シャワー使ってました」とのこと。
えー、シャワーのお湯が漏れてんの? 勘弁してよー。
更に上の階にも聞きに行く。水を使っている家はなし。

大家さんが業者に連絡してくれる。
部屋で待っていたら、私の上の部屋も床に水漏れがあったと報告してくれる。
9時半位に事件は勃発した模様。全く、二日酔いも醒めるぜ。



恋人に連絡。またしても記憶がないが、どうやら今日はデートの約束をしていた様子。
「終わったら連絡して」といわれる。
終わるのか? 水、まだピチョンピチョン漏れてるが。

お昼に業者が来て、上階の給湯管のお湯が漏れていることが判明。
上の階は直るまでお湯が使えないそうだ。
床を剥がさなきゃいけないから10日くらいかかるかもしれないとか。

我が家は天井のクロスを剥がして、コンクリートから滲み出した水をビニール袋で受け止める応急処置をしてもらう。





しかし、クロスはふやけてブヨブヨになっていて、ガムテープがすぐに剥がれそう。
そんな小学生の工作みたいな作り物程度の処置が終わったのが、14時ぐらい。

しかし、すぐに対処できなかったらと想像すると恐ろしい。
大家さんもいてくれて助かった。
「とんだ休日になっちゃったわね」と言われたが、家にいる時に起こって良かった。

靴を陰干しにして、靴箱もひっくり返して乾かす。やっとご飯を食べる。



 念の為洗い桶とポットをセットして、二日酔いと更なる水漏れ被害の不安を抱えつつデートへ。
保険で損害は補償されるはず、と恋人に報告。

10月5日 『afuune』

2007-10-15 04:57:46 | 抱茎亭日乗メモ
 二日酔い気味で、昨日の恋人との電話の記憶がない。
重要な連絡をもらっていたのに、今日になって「えー?!」と驚きメールしたら「昨日言ったんだよ」と笑われる。

 全く飲みたい気分ではないが、男と女の修羅場を迎えた友人の愚痴と相談の飲み。
仕事が早く終わったので、先に東銀座『afuune』にて友人を待つ。

友人が来るまで店長のT君と先日のウェディングパーティーの話など。
本を読んで待とうかと思って置いてあった、佐藤優・鈴木宗男著『反省 私たちはなぜ失敗したのか』について。
この本、面白い。
外務省のトンデモ外交官の実名写真つきバカエピソードとか、無礼なハガキとか、ふざけた贈り物写真とか、素晴らしい資料をT君に見せてあげる。

友人が来て、私は社食で夕飯を済ませていたのだが結構食べて、二人でワインを2本近く飲んでしまう。
また二日酔いだ。

結局相談事の結論は何だっけ?「別れて、次!」だっけ?

例え話だが、自分の部屋のベッドに複数の男が寝ることは、そのうちの一人が彼氏とか、夫だったりした場合、嫌じゃないか? 罪悪感ないか? 自分が逆の対場だったらどうか? というような話で議論になる。
「そんなこと言ったらホテルに泊まれないじゃん」と言われる。
えー、でもレストランの食器と、自宅のマイ箸とか誰のものか決まっている湯のみとかは違うだろう。
なんか嫌だろう、他人の使うのは、普通。
と思うのは私の日本人感覚? シーツを換えればいい? そういう問題ではない?

飲み代は友人がご馳走してくれたと思われる。その上タクシーで送ってくれる。
そして私はラブラブで、誠に申し訳ございません。

10月5日 宝田恭子!,お仕事

2007-10-15 02:02:36 | 抱茎亭日乗メモ
 最近編集部に行く時間が遅くなっているので、もっと早く家を出なきゃ、と思うのだが今日は二日酔いでダラダラ。
更にテレビに釘付けになり、支度ができなくなる。

テレビ朝日『徹子の部屋』に女性歯科医が出て、美肌について語っている。
肌は恐ろしくきれいだが、顔の作りは派手な美人というわけではない。
頭が良さそうな、上品な顔立ち。
よくいる美容家のような押し付けがましさとか、媚びるような話し方でも全くない。

独特でちょっと変な顔の筋肉の鍛え方を考案、黒柳徹子に丁寧に教えている。
ペットボトルを銜えてペシャンコになるまで吸い込むとか、「でんでんむしむしかたつむり」の歌にあわせて頬を膨らませたり、目を見開いたり。
或いは天井を向いて舌を出して、舌を左右に振るとか、普通の美顔マッサージではなく指を口の中に突っ込んで頬の内側からマッサージをするとか。
なんだかすごくきれいな清水ミチコの芸を見ているような。

黒柳徹子は「えー? こうですか? これでよろしい?」と口に突っ込んだ指が口紅で真っ赤になり、目をむき、顔をゆがめ、大変なことになっている。
ものすごい可笑しかった。

そして「年齢申し上げてよろしいのかしら? 51歳におなりなんですよ、皆様」
私はテレビに向って叫んだ「えーーーー!? ホントかよ!」
20代の肌年齢を保った30代前半ぐらいの人かと思って見ていた。考えられない。
ドモホルンリンクルのCMで年齢の割に肌がきれいな人を見ても「へえー」ぐらいなもんだが、この肌で51歳はありえない。
『徹子の部屋』なのに、その人となりの話は一切なく、延々風変わりな美顔法を伝授してくれるのである。
恐るべし、宝田恭子。

 昨日は仕事を早帰りさせてもらったら結構忙しかったらしい。今日は暇暇。
隣席の人をお茶に誘って、今年中に勤務体制が変わるかもしれない話はどうなってますか、と聞いてみる。
まだ結論は出ていないらしい。
仕事の量と内容とギャラの見直しが、いい方向に行きますように。

今日は友人と会おうかと言っていたので暇なのは良かったが、17時前に仕事が終わってしまって困った。

10月4日 「植草一秀・梓沢和幸弁護士の話を聞く会」,『魚藤』

2007-10-14 04:42:48 | 抱茎亭日乗メモ
 宮崎学さんが呼びかけ人をしている「警察・検察の不法・横暴を許さない連帯運動」の集会で日本教育会館一ツ橋ホール。
本日のテーマは「『藪の中』でやり過ごしていいのか?! 一連の迷惑防止条例違反事件について 植草一秀・梓沢和幸弁護士の話を聞く会」である。
立ち見が出るほどの大盛況。

梓沢弁護士は民事(マスコミに対する名誉毀損訴訟)の弁護士で、刑事の野島真人弁護士の話も聞く。

こう呼ぶのは大変失礼かもしれないが、宮崎さんが自らを「キツネ目の男」と言ったり三浦和義さんが「ロス疑惑の三浦」と言ったりするので、是非植草さんにも自らをそう呼べる器の大きさを期待して、「ミラーマン」植草さんと言ってしまおう。

植草さんの姿を拝見するのは『直言』パーティー以来だろうか。
ミラーマン、随分痩せた印象。
裁判のこと、報道被害のこと、経済学者としての仕事のことなど、淡々とお話。

私が知らなかったこといろいろ。

直近の事件での植草さんの言葉として伝えられた「酒に酔っていて覚えていない」→「警察のでっち上げ」→「人違い」。
言うことがコロコロ変わった、ということになっているが実は、……という話。

ミラーマン事件の時は、植草さんが権力に狙われていたのでは、という説があり、痴漢事件でも逮捕したのが「『私服』だった」と言われていた。
実はこれは私服警官という意味ではなく、一般の乗客で「スーツや仕事着などではなく私服だった」つまりカジュアルな服装だった、という証言だったそうで、ちょっと笑ってしまった。
この植草さんを逮捕した人は痴漢現場を見ていない。
みんなが植草さんを犯人視していたので取り押さえたのだとか。

そしてこれも殆ど報道されていないと思うが、新たな目撃証人が見つかって「植草さんは酔っ払ってずっと気分が悪そうにしていた。痴漢はしていない」と証言しているとか。
ほう!それは心強いのでは。

判決は10月16日。
「それでもボクはやっていな」くても、日本の刑事裁判は97%有罪だそうだから、さて、どうなることか。

会場では植草さんの著書『知られざる真実-勾留地にて-』が売られていて、休憩時間に宮崎さんに挨拶をしたら「本買え」と言われる。

宮崎さんは『直言』終了の経緯を話してくれた。
植草さん逮捕直後に、世間の声を受けて『直言』の植草さんのページを削除しろという出版社、結論が出るまで発言させるべき、という責任編集者宮崎さん。
そこから見えるメディアの問題。

 それにしても、植草さんもだけど私も飲み過ぎには注意しなくちゃね、と思って今日は『檸檬屋新宿』には寄らずに帰る。

 しかし家の近くの『魚藤』が開いていて、こちらに寄ってしまった。
前から気になっていた店。カウンターに座る。
ビールがアサヒスーパードライなのが残念だが、お魚は美味しい。
お通しもちゃんとした一品料理で◎。

感じの良い若いご夫婦がやっている店で、近所の常連客が多い。
小上がりに座っているオジサンに「きれいな人が来たねー」と何度も言われて気分がいい。
調子に乗って日本酒を飲み過ぎてしまった。

10月3日 お茶無罪?,映画『エディット・ピアフ ~愛の賛歌~』

2007-10-11 18:07:52 | 抱茎亭日乗メモ
 お昼、出勤前にお腹が壊れる。これも9月20日から会社の机に常温で置きっ放しのお茶のせいか。

しかし、まだこのお茶はペットボトル1/4~5程残っている。
不安ながら、なんだかこの味にも慣れたなあ、と思いつつ、飲み切った。

いつものように社食でご飯を食べ、20時過ぎまで仕事。
来るか?と思って構えていたら、夜は何事もなく。
お茶のせいではなく、冷えか風邪だったのだろうか。

 非常に楽しみにしていた映画『エディット・ピアフ ~愛の讃歌~』を見る。
期待が大き過ぎた。

映画の中のピアフは歌は素晴らしいが、きれいでも可愛くもなく、愛すべき素敵な人柄でもない。
波乱万丈の歌い手人生を必死で駆け抜けた女だった、という事はわかったが。

晩年と、全盛期が何回も交互に出てくるのも興を殺ぐ。

実際は違うのでは? と思った。
もっと魅力的な女性だったのでは、とまだ期待を持っている。
知らないで言ってるので、本や他の人が描くエディット・ピアフも見てみなくちゃ。


10月2日 タワシタ?,お茶当り?

2007-10-09 04:36:07 | 抱茎亭日乗メモ
 恋人に心配事。元気になればと思い、ある提案。「いいね」と彼。やった。

 ジェイソン君がセドナで話しかけた日本人女性oさんに「タワシタというお店ご存知じゃありませんでしょうか?? 」と聞かれる。
知らなかった。
東京タワーの下にあるから「タワシタ」という、レストランらしい。

> タワシタは、放送作家の小山薫堂さんがプロデュースしたお店で、今一番行ってみた
> いお店なんです。
> ですが、電話番号と地図が非公開なんです。
> 真理さんが知っていたらとても運命的な出会いだと思ったんですが、そんなに世の中
> 甘くないですねー(笑)

とのことなので、職場で知ってそうな人に聞いてみた。
「知らないわー。小山薫堂には9000円貸して、返してもらってないけど」
「『9000円返して、タワシタの電話番号教えて』って電話して下さい」
「もう随分前のことだからねー」

どなたかご存知の方いらしたら、教えて下さい!

 多分9月20日に私が買って開栓し、まだ中身が残っているお茶のペットボトル。
今日も恐る恐る飲んでみた。まずぅ。でも傷んでるのかは、わからない。

社食で夕飯を摂り、19時半まで仕事。帰りの丸の内線でお腹がぶっ壊れる。
大手町で降りて駅のトイレへ。

ところで都営三田線大手町駅のトイレは工事で閉鎖中とか。
その期間が長くて、これは東京都にクレーマークレーマーしようと思っているのだが、たった今、それどころではない。
東京メトロの駅トイレの場所は様々で、えらい不便な場所だったりするので相当不安だったが、幸いすぐ近くにトイレ発見。ふう。

やはり、これはお茶のせいだろう。でも今日もまだ飲み切らず置いてきたのだが。

落ち着いたので再び丸の内線に乗る。一駅で再びお腹が壊れる。まじかよ。
淡路町駅のトイレはどこどこどこ?
震えるお腹を押さえつつ、案内板矢印に従って行くと、反対ホームの端っこにあった。
しかし辺鄙な場所だよなあ。

ああ良かった、間に合って。
助かったところで話は戻るが、大手町ほどの大きな駅で、トイレを数ヶ月も閉鎖していいのか?

何故だか知らないけど、やたらとトイレの場所が変わるJR新宿駅。
しかし、あの駅東口近くのトイレで「閉鎖中です。南口のトイレをご利用下さい」などあり得ない。

今日の私のような状況が、三田線大手町駅で起きたなら、私は一体どうなっていたのか?
想像するのも恐ろしい。

三田線では数年前も水道橋駅に「トイレは閉鎖中です」と張り紙があって、魂消た。
東京ドームの最寄り駅のトイレが閉鎖していいのか? 隣の駅へ行けってか?
JR水道橋駅まで走れってか?
数は少なくても臨時のトイレを設置することさえできないのかよ? 石原ぁ!

子供やお年寄り、『過敏性腸症候群』の人だって多いんだから、なんとかせいや。