「鏡の法則」という本が流行っているらしい。
読んでみました。
9割の読者が涙したという。
涙腺が年々弱くなっていくおいらを号泣させるのは、いとたやすし。
気持ちのいい涙を流させて頂きました。
突っ込み処が無い訳じゃない。
効果を演出する為か、偶然の事象をただ書き連ねただけなのか、分からない
けども、論理的に説明できる部分とそうではない部分、それらが明確に分離
されていれば、満点だったかな。
…おいら何様だよ。。。
言葉でも音楽でも絵でも物語でもいいんだけど、心底から救われたというもの
がおいらの人生の中にあるか、思い描いてみた。
ある。
何回かここにも記録したけど、
おいら的天使の癒し音楽
マイバイブル的アメリカ文学の物語
大昔の仏像遺産
がそれにあたる。
ここで触れたことは無くとも、言葉にも強く印象に残ったセリフってのがある。
しかし。
無い、とも言えるのではないか。
「鏡の法則」に出てくるような、人生を左右する程の助言に出会ったことはない。
前出の音楽等も、おいらの行く末を変えたとまでは言えない。背中を押してくれ
たり、支えてくれることはあっても。
何とも横柄なことだよ。
きっと心から心配して、あるいは善意で、導きを与えてくれようとした人はいた
はずだ。それなのに、おいらの心が受け止めていないのだよ。
きっと心のどこかで
「他人に分かってたまるか」
「各論に総論は役に立たない」
という本音が邪魔していたに違いない。
謙虚さを美徳としたおいらの価値観。
笑わせやがるぜ。
泣き笑いもクリック次第。
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