i-dioは地デジ放送に移行した際に終了したアナログ放送用の周波数帯のうち、NHKが使っていた1~3chまでの周波数帯である「V-Low」と呼ばれる帯域をを再利用したモバイルマルチメディア放送サービスです。ちなみに今年中にサービスが終了してしまいますがdocomoが提供しているNOTTVも10~12chの周波数帯を再利用した「V-High」という帯域を活用したモバイルマルチメディア放送サービスになります。
本放送開始は3月からで、現時点では対応アプリ(現時点ではAndroid版のみ。iOS版も提供予定)をダウンロードしてもデモビデオしか見れない状態ですが、coviaからチューナーを内蔵したSIMフリースマートフォンが販売されているほか、モニターという形ですがWi-Fi Direct接続で利用するチューナーを無料で配布しています。
放送エリアはローンチ当初は福岡・東京・大阪の限られたエリアのみですが、住んでいる新座市がギリギリ放送エリア範囲内なのでWi-Fiチューナーモニターに応募していたのですが、そのチューナーが本日到着いたしました。
付属品は簡易マニュアルと本体のみの非常にシンプルな構成。充電はmicroUSBケーブル経由となりますが、付属していないので別途用意する必要があります。本体は非常にコンパクトでボタンは電源キーのみ。
Android端末の場合はボタンを短時間押して「Android接続モード」で起動してAndroid端末側(今回はGalaxy S5 SCL23)のWi-Fi設定から「Wi-FI Direct」を選択してi-dioチューナーをペアリングする必要があります。接続設定はこれだけで完了。
あとはおもむろにダウンロードしたi-dioアプリを起動して受信開始…となる予定なのですが、放送開始は3月からのため現時点ではチューナーがなくても見れるデモが見れるのみとなっています。
というわけでこれを書いている現時点では放送開始となっていないため、チューナーとしての評価は放送開始後になりますがものとしては非常にコンパクトですのでコンテンツ内容によってはメイン端末のXPERIA Z3 Compactにも受信ソフトを入れて持ち運んでもいいかなぁと思っています。
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