かのあゆブログ

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Sony Mobile、XPERIAの新シリーズ、XPERIA Xシリーズを発表。Zシリーズは終了へ。

2016-02-26 12:57:01 | XPERIA アンバサダーレビュー

xperia_2016

Sony MobileはMWC 2016でXPERIAの新シリーズ、XPERIA Xシリーズを発表しました。第一弾として登場するのはQualcommの最新ハイエンド向けSoC、SnapDragon 820を搭載したXPERIA X Perormance、SnapDragon 650を搭載したミッドハイモデル、XPERIA X、シリーズの中では唯一MediaTek製SoC、Helio P10 MT6755を搭載したミッドレンジモデル、XPERIA XAの3機種となります。このうち日本に投入されるモデルはハイエンドモデルのXPERIA X Performanceのみとなります。今のところキャリアは明言されていませんが、おそらくドコモの春・夏モデルとして投入されることは確定でしょう。XPERIA X Performance、XPERIA XはFullHDディスプレイにXPERIA Z5から継承された2300万画素のカメラを搭載しますが、ミッドレンジのXPERIA XAは解像度がHD、カメラが1300万画素に落とされています。搭載OSはもう間もなく国内ドコモ版も含め既存のXPERIA Zシリーズにも提供されるAndroid 6.0 “Mashmallow”。

MWC2016開催前から開発コードネーム「PP10」として流出していた機種ですが、ミッドレンジ・ミッドハイ枠のモデルとして用意されると考えていただけにハイエンドモデルも用意するとは思いませんでした。2013年のXPERIA Zシリーズから今まですべてのXPERIAシリーズに継承されてきたオムニバランスデザインをやっと卒業し、「次の」ステップにようやく進んだことになります。

また発表当初「XPERIA Zとは別ラインである」という説明もされていたようで、XPERIA Z6という商品もそのうち登場すると思われていましたが、ソニーモバイルの中の人が「XPERIA ZシリーズはZ5でおしまい。XシリーズでXPERIAは第三章に突入した」という発言をしているのでZシリーズは本当にZ5でおしまいなのでしょう。またグローバル版で展開されていたミッドレンジモデルXPERIA MシリーズもXシリーズとして一つに統合されたと考えてよさそうです。(ローエンドモデルEシリーズやCシリーズがどうなのかは不明)

日本ではZシリーズの後継となるX Performanceのみの投入になりましたが、キャリアモデルは今年から一括0円販売・キャッシュバックが(建前上は)廃止・縮小の方向に向かっており、高額なハイエンドモデルよりもミッドレンジモデルも充実させていく流れになっていくことからミッドレンジモデルのXPERIA Xも低価格~中価格帯モデルとして投入してもよかったんじゃないかなぁと思います。またミッドレンジモデルのXAはA2=Z1 fの再利用モデルでSIMフリーにもかかわらずグローバル版と同じ5.1まで行けず、4.4.2でアップデートが打ち切りになってしまっているXPERIA J1 Compactの後継モデルとしてSIMフリー機として投入したら価格設定によってはHuawei機やASUSのZenfoneシリーズの強力なライバルとして日本でも売れそうな気がします。

なんにせよ「次の」ステップに進んだ新しいXPERIA Xシリーズの今後に期待していきたいところです。

おまけ

すでにXDAではXPERIA Xシリーズの壁紙も配布されていたりするのでXPERIA Z3 Compactに設定してみました。普通に壁紙デザインとしてもよさそうですしXPERIAのデフォルト壁紙ですので現行Zシリーズにもマッチングしています。

XPERIA_Z3c

XシリーズではCompactシリーズも継続していくのでしょうか…4.6インチのスマホは今や貴重なので続けてほしいところですが…


Gmail For Android 5.5以降で追加された「Gmailify」機能を使ってみる

2016-02-26 10:25:47 | Android

Gmailで実装されている強力なメール分類機能、スパムフィルターがOutlook.comアカウントでも使用可能に!!

Googleが運営しているフリーメール「Gmail」には強力なメール分類機能やスパムフィルター機能、Android搭載機でのGoogle Now連動機能などが実装されていますが、先日更新されたAndroid版Gmailクライアント(Version 5.5)ではほかのメールアドレスに対しても「Gmailify」としてGmailで実装されているこれらの機能を利用することができるようになりました。現状利用できるのはOutlook.com(先日日本の.co.jpドメインのほうにも対応し、旧Hotmail時代のhotmail.co.jpなどのアドレスでも利用できるようになりました)、米Yahoo!メール(日本のYahoo!メールは未対応)など、一部のサービスのみとなりますが、GmailアカウントにリンクさせることでHotmailや米Yahoo!メールのアカウントに対してもGmailのメール分類機能、スパムフィルター、Google Now連動などの機能が利用できるようになります。

GmailにリンクさせるのでWEB版Gmail、Android版Gmailアプリではリンクさせたメールアドレス宛てのメールもGmailに表示されるようになる

使い方は簡単で、Gmailの設定からリンクさせたい対応している他社メールサービスのアカウントを開いて「アカウントをリンクする」からリンクさせるだけです。

imageimage

リンク後はGmailアカウントとリンクした他社メールサービスのアカウントがGmail側のほうに統合され、アイコンもリンクされたことを示すアイコンに変更されます。

imageimageimage

またリンク後はGmailアカウントのほうに統合した他社メールサービスあてに受信されたメールも表示されるようになり、Gmailの機能であるメール分類機能やスパムフィルター、Google Now統合が利用できるようになります。(上のスクリーンショットのうちTo.自分となっているほうがGmailアドレスのほうで受信したメール、黒塗りで隠しているほうがリンクしたhotmail.co.jpアカウントで受信したメールになります)

またWEB版Gmailでもこの変更は有効になり、リンクしたメールアドレスをGmailでも管理できるようになります。メールのやり取りは従来通り可能で、送信時にリンクしたメールアカウントを指定して送信することも当然可能。また従来通り元のメールサービスのWEBメールページで送受信を行ったりGmailfyに非対応のiOSデバイスやWindows 10 Mobileデバイスでの送受信も従来通り可能です。リンクをやめたければいつでもアカウント設定からリンクを解除することも可能で、その場合Gmail側にコピーした他社メールサービスあてメールを残すか、完全に削除することも可能です。

Outlook.com自体にもスパムメールフィルター機能自体は実装されているのでこれだけのためにGmailアカウントにリンクさせる必要性があるかといえば微妙なところですが、それ以外の強力なメール分類機能やGoogle Nowカードとの連携機能がOutlook.comアカウントでも使えるようになるのはやはり魅力的。現在使えるのはWEB版とAndroid版クライアントのみですが、いつでもリンク解除することもできる上に非常に使いやすくなるので対応するメールサービスを利用している方は一度試してみてはいかがでしょうか。