先ほど開催されていたBuild 2014のプレスカンファレンスにて正式に「Windows Phone 8.1」が発表され、これを搭載したNokiaの新端末「Lumia 930」「Lumia 630」「Lumia 635」も同時発表されました。
リリース時期は今後数か月以内で、開発者向けに開発ビルドを先行インストールできる「Developer Preview」プログラムも実施される予定になっています。
主な新機能としては
デュアルSIMのサポート
スタートスクリーンで壁紙が追加できるように
AndroidやiOSに搭載されている通知領域と同じ機能を実現する「Notifaction Center」のサポート
オンスクリーンキーのサポート(同日発表されたNokia Lumia 630&635がオンスクリーンキー初採用端末)
新音声アシスタント機能「Cortana」(iOSのSiriのような音声アシスタンス機能)
VPNのサポート
InpriveteモードやWEBGLをサポートしたInternet Explorer 11 Mobile
が含まれています。
まだ同プレスカンファレンスにてすべてのWindows、およびXBox Oneにて共通のアプリが動作する「Universal Windows App」やtouchに最適化された次期Microsoft Office、そして4月9日より正式配布がスタートする「WIndows 8.1 Update 1」が発表されたほか
Windows Phone 8.1、および9インチ未満のタブレットへのWindows 8.1の無償化!!
が発表されました。タブレット向けにライセンスが無償化した上にWindows 8.1 Update 1ではカーネルのスリム化によりシステムの要件が1GB RAM/16GB ストレージに下げられていることからこれからはAndroid端末なみに安価なWindows 8.1タブレットが登場する可能性があります。
またUpdate 1に含まれていないのでたぶん将来のアップデートで追加されるものと思われますが、いずれ完全にスタートメニューがWindows Phoneのスタート画面も含んだ形で復活するようです。
「すべてのWindowsで、共通のアプリが動く」ことや「タブ向けWindowsのライセンス無償化」「新しいWindows Phone 8.1」「まさかのスタートメニュー復活」など、このプレスカンファレンスではWindows関連において大きい発表が大量に発表されました。次期Windowsも含め今後の動向に期待したいところです。