かのあゆブログ

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昨日の買い物:Amazon Fire HD6/ASUS EeePC 1015PEM

2016-01-06 14:29:55 | デジタル・インターネット

昨日秋葉原のソフマップ リユース館のほうでAmazon Fire 6 HDとジャンクのEeePC 1015PEMを購入してきました。本当はペリトラ君ことXPERIA Z UltraのWi-FI版を買おうかと迷ったのですが、1日にGalaxy S5 SCL23を買っており、これを小型タブレットとして運用開始していることや日本国内版はAndroid 4.4.2でアップデートが打ち切りになっていること(一応海外版.ftfを焼けば最終アップデートの5.1.1にあげることもかのう。ただしWi-Fi版は情報が少なく適用できるか不明)、S801機を買った直後にS800機買うのもなんかなぁと思ったことなどからAndroidベースでありながら純粋なAndroidではないFire OS搭載で自分好みの6インチサイズタブレット、Fire HD 6 16GB(シトラス)の中古品を購入。(じゃんぱらでは現行Fireの中古品も何店舗かに出回っていたものの、Fire HD 6の6インチから7インチにサイズが大型化したこと、中古販売価格がほぼ新品価格と同じ(プライム会員ならもっと安く買える)であまり中古で買うメリットはないことからFire HD 6のほうを購入。こちらならストレージも16GBで8800円ですし性能もそれなりなので…

もう一台は今はカテゴリ自体が消滅したネットブック末期に登場したAsus EeePC 1015PEMのジャンク品。昨年末あたりから店頭に並んでいたのですがいまだに売っていたので購入。Chrome OS(正確にはそのオープンソース版であるCrhronium OS)のカスタマイズ版であるCloudReadyを導入するつもりで購入しました。ジャンク理由は再起動不可とのこと。

  • Amazon Fire HD 6

2014年に発売したAmazonの小型タブレット端末。搭載SoCはMediaTek製MT8145 Quad 1.2Ghz、搭載GPUはiPhone 6以降にも使われているPowerVR Series 6 Rogueで搭載RAMは1GB。ストレージは8GBモデルと16GBモデルが選択可能。microSDカードスロットはなし。118-00円から買える2014年のFireシリーズの最廉価・入門モデルとして登場しましたがより安価なFireが登場してからも現行モデルとして併売中。Fireが店頭販売はされていない(Amazon.co.jp専売)ので店頭で買えるFireシリーズの中では現在でも最廉価なモデルになります。

AndroidをベースにAmazonサービスに特化する形にカスタマイズした「Fire OS」を搭載。Fire HD 6ではデフォルトではAndroid 4.4.2”Kitkat”ベースのFire OS 4.5.xが搭載されています。

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見た目はこんな感じ。XPERIA Z UltraやPoketab6と同じ6インチサイズなのでNexus 7(2013)やKEM-70Bと比べるとだいぶコンパクト。ただし素材がプラスチッキーなのは価格相当といったところ。ただしディスプレイには傷に強いコーニング社製ゴリラガラス+IPSディスプレイを採用しており、解像度がHD(1280x800、252pps)なのもあって表示もきれいです。

ちなみに搭載OSは前述のとおりFire HD 6ではKitKatベースのFire OS 4.5.2が最終なのですが、一応デベロッパー版扱いで現行Fire/Fire HD 8/Fire HD 10に搭載されているFire OS 5(Android 5.1.1 “Lolipop”ベース)に上げることも可能。正式版は現時点では提供されていないようです。ダウンロードは正式な方法ではデベロッパー登録すれば無料でダウンロードできたのですが現在ではできなくなってるのでこちらからダウンロード。ダウンロードしたファイルをFire HD 6のルートフォルダにおいて「設定→端末情報→システムアップデート」を実行すればアップデート完了。

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Fire OS 4.5.2以前は良くも悪くも独自UIでベースになっているAndroidとは別物感があったのですが、Fire OS 5ではランチャーなども含め素のAndroidのUIに近づいた印象に変わります。ステータスバーなどはもろLolipop仕様のマテリアルUIに。Android端末ユーザーならむしろFire OS 5のほうが使いやすいかもしれません。

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電子書籍リーダーのKindleシリーズの高機能版という形でもともと登場したFireシリーズだけに本を読むというに関してはかなり快適。液晶表示も十分きれいでコンパクトなので読書もはかどること間違いなし。まぁAndroid版Kindleアプリ入れれば同じことができるじゃんといえばそこまでですが…

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Google Play Storeを導入する手段自体はあるものの、デフォルトではあくまでAmazonの端末なので「Amazon アプリストア」からアプリを導入するのがメインになります。どうしてももとになっているAndroidと比べるとアプリ数は少ないものの、必要最低限のものは入手可能です。

ハイエンド端末ではないもののGPU性能が高いPowerVR 6を搭載していることもあって3Dゲームもサクサク動きます。試しにAsphalt 8 AirBornをインストールしてチュートリアルまでプレイしてみたのですがグラフィック設定高で処理落ちすることなく動いていたのは意外でした。

またAmazonサービスに特化される形でカスタマイズされていることもあって各Amazonサービス(ショッピングも含む)にシームレスにアクセスできるのはかなり快適。素のAndroidではないので純粋なAndroidタブレットが使いたいのであれば普通のAndroidタブレットをお勧めしますが、Amazonサービスをよく使うのであれば性能も悪くなく、中古価格も含めやすいのでドン・キホーテのカンタンパッド/カンタンパッド2よりよっぽどお勧めできる良端末になっていると思います。より安価で出たFireは液晶解像度が1024x600と劣化しており、性能面でもHD6より落とされているようなので電子書籍リーダーとしても使いたいなら本機は一番お勧めできるんじゃないかと。(逆に電子書籍しか使わないなら電子ペーパーを採用した普通のKindleのほうがいいと思います)

  • ASUS EeePC 1015PEM(ジャンク)

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2007年にWindows XP搭載のれっきとしたPCでありながら5万切り(海外版のLinux搭載モデルに至っては299ドルで販売された)と当時としては最も安価なモバイルPCとして販売され、その後「ネットブック」というジャンルを築き上げた「EeePC」シリーズの後期モデル「SeaShell」シリーズになります。

CPUはIntel Atom N550 1.5Ghz(デュアルコア。ただしHT対応で仮想4コア)。搭載ビデオチップがN270のGMA950からDirectX 10に対応したGMA X3100に変更されたことで初期のN270と比べれば大幅に性能向上しました。搭載RAMは1GB。(ただし今回買ったものはすでに2GBまで増設済み)、HDD容量は250GB。モバイルWiMAXに対応したモデルも存在しました。搭載OSはWindows 7 Starter。一般販売はされていないネットブック専用のSKUですが最初の世代のネットブックに搭載されていたWindows XP Home Edition SP3と比較するとなぜか壁紙が変更できなかったりNT6系であるにもかかわらずDWM環境が無効になっていたり(ただしこれはネットブックに搭載されているGPUが処理能力があまり高くないオンボードGPU搭載であることを配慮しての制限だと思われます)と本来のWindows 7の魅力を大幅にスポイルした微妙なもので、さらに追い打ちをかける形で2010年に初代iPadが登場してから各種タブレット端末が登場したためにネットブックというカテゴリそのものが完全に消滅してしまう結果になってしまいました。

今回買ったものはバンドルされているOffic 201 Personal 2年限定版と元箱が付属しないことを除けば付属品はそろっているものの、前述のとおりなぜか再起動時電源が落ちずうまく再起動できない不具合があるためジャンク扱いになっている商品でした。OSに関しては特に記載がなかったためリカバリ領域も含め生きているものと思っていたのですが、店頭で動作確認させてもらったところOSがブートせず、ブータブルメディアを入れろという意味のメッセージが表示されているのでいおかしいと思って購入後ネット喫茶で確認のためWindows 10のインストールメディアを作成してパーティション情報を見たところ、案の定HDDが完全初期化されている状態になっていました。

当初は前述のとおりCloudReadyを入れてChromeBook化しようと思っていたのでOSがなくてもよかったのですが、裏面を見るとWindows 7 StarterのCOAラベル自体は残っていたので予定を変更して本機もWindows 10機にすることに。

インストール自体は32bit版で不通にインストールが完了。プロダクトキーはWindows 10 TH2ではWindows 7/8.1のキーを入れても通るようになっており、今年7月までであれば無償アップグレード対象であることから普通にオンラインアクティベーションも終了。ドライバもすべて適用済みですんなり導入完了しました。(ただしホットキーなどが使えないので別途サポートからWin7用のドライバをいくつか導入)

EFIではなく従来のBIOSなのでWindows 8以降の高速スタートアップは使えないとはいえ起動も早く、普通にWindows 10搭載ネットブックとして使用可能で動作のほうも予想以上に悪くはない印象。Windows 7世代のネットブックであれば前述通りStarterが微妙なのもあってWindows 10にアップグレードしてサブマシンとして現役復活させるのありかもしれません。


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2 コメント

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はじめまして (紫陽花)
2016-01-07 19:04:10
はじめまして。
私もHD6ユーザーで、教えて下さってるフォーラムから
OSアップデートをしたのですがLollipop 5.2.2と書いてあるのに
本体のバージョンはOS5.0.1となってます(笑)
しかもアップデート後しばらく使っていたら
ディスプレイの設定から壁紙が変更できなくなりました。
工場出荷時に戻しても同じ事象が起きました。
壁紙は「自動壁紙せっちゃん」で何とかなってますが...^^;
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Re:はじめまして (かのあゆ)
2016-01-07 20:57:44
>>紫陽花さん
Fire OSとしてのバージョンが5.0.2なのでややこしいのですが、一応このFire OS 5.0.x系の元になっているOS自体はAndroid 5.1.1"Lolipop"になっています。
壁紙のバグはしらなかったのですが、Fire HD 6に提供されているのはあくまで開発者向けのデベロッパープレビュー版なので細かいバグが残ってるのかもしれませんね。
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