かのあゆブログ

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WILLCOMの(一応)PHS端末、WILLCOM D4 WS016SHを購入しました。

2014-12-24 11:14:30 | デジタル・インターネット

昨日池袋のソフマップ(ビックカメラアウトレット内に入っています)の中古PCコーナーを眺めていたところ、低価格ノートPCコーナーにひっそりと置いてあった

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WILLCOM D4 WS016SHを発見。うわ懐かしい!

WILLCOM D4は2008年にウィルコム(現ワイモバイル)によって発売されたPHS端末兼UMPC。開発元はシャープで、PHS端末としては同社が発売していたWindows Mobile 5端末W-ZERO3(WS003SH)初代よりもさらに大きいですが、一応W-SIMを挿入すればこれ単体で通話も可能でした。

Windows Vista/Intel ATOM以降を搭載したPCとしては2011年にdocomo/富士通から登場した「F-07C」が出るまで世界最小・最軽量だった記憶があります。実際F-07Cのようにポケットに突っ込むことはできませんが、ジャンパーのジャケットにならすっぽりと収まる文字通り小さな「ポケットPC」です。

スペックとしては以下の通り

OS:Windows Vista Home Premium SP1 x86

CPU:Intel ATOM Z520 1.33Ghz

GPU:Intel GMA500(PowerVR SGX535、チップセットに内蔵)

RAM:1GB/1GB

HDD:40GB(U-ATA100 1.8インチHDD)

液晶:5インチTFT液晶 感圧式タッチパネル(Windows Tohch対応)、解像度WSVGA

カメラ:198万画素

Wi-Fi:IEEE802.11 b/g

Bluetooth:2.0+EDR

バッテリー:標準バッテリー 960mAh/オプション大容量バッテリー 2880mAh

USB 2.0ポートx1(ただし端子がminiUSB端子のためUSBホストケーブル必須)

W-SIMスロット(ウィルコムPHS用SIMカード)、ワンセグチューナー搭載

当時マイクロソフトやIntelが提唱していたUMPCプラットフォームで開発された機種で、実際発表当時UMPCという扱いを受けていた機種ですが、RAMが1GBしかないこと、当時の初期ATOM(しかも低電圧版)では荷が重すぎたNT6.x世代最初のOSWindows Vistaを搭載していることもあってパフォーマンス面ではお世辞にも高いとは言えませんが、この機種や(OSがWindows 7になり、真の意味でポケットに入れられるようになったものの低電圧版ATOMをさらに600Mhzまでクロックダウンさせている)F-07Cは”ポケットに入る真のWindows PC”ということだけで存在価値があると思います。

前からあこがれていた機種でF-07Cとどちらにしようか迷ったものの、期間限定で14800円(税抜)都内っていたので動作確認後即決で購入してきました。

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正直パッケージはかなりでかいです。昔のFD版一太郎を思い出させるでかさです。これ保管場所困りますネw

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付属品はマニュアルとOffice 2007 PersonalのインストールCD、PowerPoint 2007のインストールCDに加え、ヘッドセット、電源アダプタ、W-ZERO3シリーズにも標準でついてきていた専用ケースが付属しています。

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とりあえず今手持ちにいるLumia 630 DualSIM、アンバサダーレビューでお借りしているGalaxy Note Edge、そしてパフォーマンス面やバッテリー稼働面においてもはや別物と化している最新のBayTrail-T ATOMを搭載した8インチタブレットThinkPad 8とのサイズ比較写真でも置いておきます。PHSとしては言うまでもなくでかいですが、キーボード内蔵PCとしてはやっぱり小さいですね。

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とりあえずリカバリを済ませました(この機種はHDDリカバリとなります。リカバリDVDの作成可能)が、この機種に

視覚効果を削ってとにかく軽くする

Windows Updateで各種更新を済ませる

レジストリチューニングでパフォーマンス最適化

Office 2007のインストール

各種ツール、ソフト類のインストール

といった作業を行う予定です。

「Vistaらしさ」は失われてしまいますが、GMA500にDWM環境(Aero)は重荷なのは前所有していたFMV LOOX U/G90でもそうだったので、思い切ってWindows 2000以前のクラシックテーマ環境にしてしまったほうが本機の場合最適な気がします。

一応リカバリ領域も含めたフルバックアップの後Windows 10 Developer Previewの導入も検討していますが、当面はもうすぐサポートが終わるWndows Vista純正環境での運用になると思います。

ただ前述のとおりUSB端子が今は見なくなった

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miniUSB端子だったりするのでヨドバシのほうでアイネックスのUSB-133ホストケーブルを注文しました。これがないと付属のOffice 2007のインストールやリカバリDVDの作成すらできないので…(汗

microUSB搭載機が普及するまではminiUSBホストケーブルも普通に買えたのですが、今はほぼ販売終了になっており、見た感じアイネックスのホストケーブルくらいしか見当たらなかったので必要な方は早めに入手しておくことをお勧めします。


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