Apple、iPhone OSを搭載したタブレットデバイス「iPad」を発表

先ほど開催されていたAppleの発表会でついにAppleのタブレットデバイス「iPad」が正式発表されましたね。噂通りでかくなったiPhone(iPod touch)といったところで搭載OSはMac OS X 10.6 Snow Leopardではなくそのサブセット版であるiPhone OS 3.2になっています。同時にiPad版”iWorks”（AppleがMac OS X向けに開発しているオフィススイート製品）やiPhone OS 3.2 SDK Betaも発表されました。（＊ちなみに現時点で公開されたSDK Beta版での話になりますがiPhone OS v3.2はiPad専用で、iPhone(3G/3GS含む）、iPod touchは非対応とのことです）

iPadの製品構成は無線LANのみを搭載したモデルとiPhoneのように3G通信機能を搭載したモデルが用意され、容量はそれぞれ16GB、32GB、64GBになっています。価格は3G通信なしの16GBモデルで499ドルから。iPod touch/iPhone向けアプリも動くらしいですがフルスクリーンモードで動かすと画面が荒くなってしまう模様（ピクセル等倍モードもありますがこれだと画面が小さくなる）。iPhone/iPod touch用iPhone OSや元になったMac OS XもそうですがOSがマルチランゲージ対応なので日本語UI・入力も当然サポートされています。Appleの日本語版サイトがまだ用意されていませんが日本でも発売するでしょう（3Gモデルは６月以降になりそうですが、無線LANのみを搭載したモデルであれば発表から６０日以内に発売するらしいので３月末までには日本で購入できるようになりそうな予感）。3GモデルはSoftbankからかな？

ちなみにMobile SafariはiPad上でも現時点ではAdobe Flashプラグインには対応していないとのこと。残念ですなぁ・・・

初期アプリの中にNFS ShiftのiPad対応版が入っていたりしますw

iPadにも搭載されているiPhone OS 3.2は近い将来iPhone/iPod touch用アップデートとしてもリリースされるでしょうね～。楽しみです。