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Need For Speed Rivals レビュー

2015-02-23 12:54:09 | アニメ・コミック・ゲーム

いまいちはまり切れない微妙感

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2013年作品。現時点での据え置き機向けNeed For Speedシリーズの最新作で、「バーンアウト」シリーズ、「ニード・フォー・スピード ホット・パースート(2010)」「ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド(2012)」を開発していた「クライテリオン・スタジオ」のスタッフが独立して設立した「ゴースト・スタジオ」による作品となります。エンジンは2011年の「ニード・フォー・スピード ザ・ラン」以来久々の採用となる「FrostBite」エンジンの最新版「FrostBite3」となったため、PC版のシステム要件的には前作NFSMW(2012)より上がっており、Corei7 4210MQ+GeForce 840m環境だと解像度FHDでプレイする場合中くらいのグラフィック設定にしてようやく平均25fpsを維持できる程度になっています。

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ゲーム内容としてはアメリカの架空の州「レッドビュー・カウンティ」を舞台にストリートレーサーサイト、警察サイトに切り替えながらプレイするキャリアモードがメイン…というか今回キャリアモードとオンライン・マルチプレイヤーモードが統合されており、オンライン状態の場合キャリアモードでもほかのオンラインプレイヤーが走っており、シームレスに対戦を申し込むことも可能となっています。ストーリーはないに近いですが一応前作とは異なりレーサーサイトの主人公が「Zepher(ゼファー、中の人はみんな大好き大塚芳忠さん)」、警察サイトが「F-8(エフエイト」と設定されており、それぞれの思惑をはらみながらキャリアを進めていくことになりますが正直NFSUC以前のNFSシリーズから比較するとストーリーはないに等しいです。

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登場車種としてはF13型BMW M6やランボルギーニ・ヴェネーノといった車種が初登場となったほか、NFS本編では2001年の「Need For Speed Hot Pursuit2」以来久々の登場となったフェラーリ車両も458イタリアやFF、ラ・フェラーリといった最新車種が収録され、さらにDLCではF40やF50も登場しています。

また同時期に公開されたドリームワークス制作の実写版「ニード・フォー・スピード」仕様のシェルビー・マスタングが追加されたほかアップデートでもう間もなく日本でもデリバリーが開始される新型フォード・マスタング、、無料DLCでケーニグセグ・Oneといった車種も追加されています。

その一方で国産車は日産GT-R Black Editionのみでしかも警察サイトの初回特典(のちに有料DLCで販売開始)のみでしか乗れないというちょっと寂しい事態になってしまっています。

車両はレーサーサイドがレース中に貯めたスピードポイントで購入するという形になっているのに対し、警察サイドはキャリアを進めていくことで警察から支給(=無料でアンロック)されるという形になっています。またNFSHP(2010)以来久々の復活となるEMPやターボブーストといったガジェットもスピードポイントから購入可能。

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またレーサーサイドの車両に関してはボディキットこそないものの久々にホイールを変更したりステッカーを張るといった簡易ドレスアップ要素が復活しています。

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ゲームシステム的に「オープンワールド採用でオンラインオフラインの境界を撤廃したシームレスなゲームプレイ」を実現したのは斬新で面白いとは思うのですが、その結果「キャリアモードのプレイ中にサーバーの影響で画面が停止する」「キャリアイベントでもうすぐ1位でフィニッシュというところでサーバーから追い出されて強制終了」といったふざけた展開になることが多く、ここらへんで大幅にプレイする気力が失われていまっていまいちはまり切れてないというのが正直なところでしょうか。もともとNFSシリーズは1年スパンで出してることもあり新スタジオで焦って出した感があり時間がかかってもよかったからもうちょっとシステム調整してから出してほしかったというのが正直なところでしょうか。

スマートフォンやタブレットデバイスと連携する「OverWatch」というシステムも実装されていますがいまいち使いどころがわからないのが残念なところ…

また今回前作まであったDLC一括パックが存在せず、単体でいちいち買わないといけないうえに2014年には新作が出なかったこともあって全DLCを最初から含んだ「コンプリート・エディション」をリリースしてオリジナルのユーザーには何にも救済策がない(→コンプリート・エディションリリース後初期版をコンプリート・エディション相当にするDLCパックがリリースされています。)など販売方法的にもアレな一面が目立ってしまっており、リリースが近いといわれながらまだリリースされてないモバイル向けの新作「No Limits」も基本プレイ無料でがちがちの課金ゲー仕様になるとのことから今後のNFSの方向性が不安になってくる作品でした。おそらく据え置き機向け新作も今年の6月に開催されるE3で発表されるはずですが、果たして…


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