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メイン端末のXPERIA Z3cをroot化してXc化しました

2016-09-04 14:38:58 | XPERIA アンバサダーレビュー

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メイン端末は絶対にrootをとらないというポリシーだったのですが、先日Marshmallow FWにアップグレードしたXPERIA Z3 Compactの挙動が不安定になり、「そういえばこれ4.4.4 FWからずっと初期化しないで6.0.1まで上げていったんだよなぁ…」ということを思い出し、そろそろ初期化して環境再構築するかということになり、「どうせ初期化するなら(バッテリーの寿命的なことも踏まえ)Z3cメイン運用は来年夏までだろうしいい加減root化して快適な環境を手に入れようか」ということでroot化することにしました。

国内版XPERIA Z3シリーズでは5.0.2 FWでroot対策が取られており、4.4.4 FWまでしかroot化できないため、一度FlashToolsで4.4.4 FWまでダウングレードし、その状態でroot化とTWRPフラッシュを実行し、XPERIA A4のFTFを使ってPreroot化したromをTWRPで焼く必要があります。詳しい手順はこちらのブログで記載されています。

[6.0] root化したドコモスマホ『SO-02G』のMarshmallowアップデート方法 エンジニアの休日様

この後XPERIA XのSystem UIとXシリーズのテーマファイル、X Compactのテーマファイルを導入してX Compactとほぼ同等の環境にしました。

N-Style XPERIA X System UI v2(ODEX対応版あり。一応Z5シリーズ向けのMODですが、Z3cでも問題なく動きました。ただしZ3向けに作っているわけではないので導入は自己責任で。ほかのXのSystem UI移植はROMのDEODEX化が必要になりますが、今回うちの環境ではうまくDEODEX化できなかったのでこちらを導入。)

Theme X(上記リンクより入手可能。XPERIA Xシリーズに含まれているデフォルトテーマをシステムアプリとして導入)

XPERIA X Compactのシステムダンプから移植されたテーマファイル(通常APKなので普通にインストールできます。XPERIA X世代のものと変わりませんがTWRPで焼けるブートアニメも同梱。

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あとはxposedモジュールを導入し、Titanium Backupでいらないドコモキャリアクラップアプリをすべて削除して作業が完了。A4のFTFを焼いているので一部システム情報がA4のままだったりしますが、クラップウェアが消えてGPSもfixされ、最新のXZ/X Compactと同じUIを持ちいつでもアプリのフルバックアップが取れる理想的なメイン環境が出来上がりました。ただしXのSystem UIを移植しているので本来利用できるスモールアプリは一切利用不可能になります。地味に使っていた機能なのでMashmallowでは無効化されているマルチウィンドウ機能を有効化しようかなぁと迷っているところです。

ちなみに今回IFAで発表されたXPERIA XZとXPERIA X Compactについてはウィンタブさんで詳細記事を書かせていただきました。XZに関しては正直ソニーモバイルに失望したという感想しか沸かないモデルになっています。XPERIA X Performanceを今年のMWCで発表したときは「フラッグシップは一台しか投入しない!」とアナウンスしており、ドコモもそれを追認するような発言をしていたにも関わらず、一部地域では投入されなかったとはいえ「XPERIA X Perforomanceは真のフラッグシップではなくあくまでXの派生モデル、フラッグシップはXZだ!」なんて言いきってしまい、MWCでの発言を信じてX Perrormanceを購入したユーザーを愚弄するような発言を自らしてしまうのはどうなのかと…オートAF搭載や5軸手ブレ補修など、魅力的な機能を搭載してX Performanceではソフトウェア的にふさがれていた4K撮影機能も公式に復活するなど、確実に進化はしていますが結局は「いつも通り1年にフラッグシップ2機種」になってしまったのは本当に失望しました。がっかりです。ちなみにXZはドコモ、au、ソフトバンクから投入予定です。

Xcのほうは従来のCompactシリーズとは明らかに位置づけが異なる「廉価なコンパクトモデル」という位置づけのモデルで、以前のCompactシリーズには存在した防水防塵機能が削除され、SoCもハイエンド向けではなくミッドハイ向けに落とされているなどそれなりなものに落とされてしまったのは残念ですが、ソニーモバイルが「コンパクトモデルを続けていく」という意思表明を見せただけでもうれしい限りで、実際性能も悪くないので来年のZ3cのリプレース先にグローバル版かドコモ版白ロムに乗り換えようかと真剣に検討していたりします。こちらは以前のCompactシリーズ同様、国内ではドコモのみキャリアモデルとして投入されることになります。

ウィンタブさんではキャリアモデルとしてではなくグローバルモデルとして技適も通る可能性があることを前提に紹介記事を書いていたのですが、Xcはそのあとシステムダンプが登場してその中身の認証情報からグローバル版は技適が通ってないことが確定になてしまいました。ちょっと残念な限りです…


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