母方の祖父祖母の家は川根にあり、祖父はもう何年も前に亡くなっているので
今回祖母が亡くなったことで、もうあの家には行くことはなくなるなぁと寂しくなりました。
大人になってからは行く機会自体減っていて、
ほとんど行くこともなかったけれども、
今回の葬儀が最後かと今更ながらに気が付きました。
川根の母の実家は、「お山のお家」というのが子供のころからの通称で
あの頃は祖母が靴屋を営んでいて、祖父は茶畑を中心に農業をしていましたね。
今では靴屋のスペースもリフォームされて和室になっており、
昔の雰囲気を残すのは廊下と、古民家アンティークと化した古い戸棚くらい。
掘りごたつのあった居間や寒い台所は和室の部屋になり、
本を大量に置いていたわたしお気に入りの部屋は、日当たりのいいリビングダイニングに変わっています。
そもそも古い家だからリフォームは仕方がない。
古い戸棚が残っているのがうれしかった。
この戸棚はお菓子が仕舞ってあったりしたので、
掘りごたつに入ったまま戸棚を開けてみたりした子供のころを思い出す。
茶摘み時期のGWとお盆、正月。
小学生のころまではいつも「お山のお家」で過ごしました。
思い出のお家。
今はもう、心の中にだけ。
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