今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

親の心子知らず

2009-03-21 | つれづれなる日々

姪のピアノ発表会。
習い始めて4,5年と思うけど、演奏を聞くのは初めて。
会場は生涯学習センターという公的施設の300人ほどのホール。


前半が小学生までの子どものソロ。中間で、親子や姉妹の連弾やアンサンブルがあり、後半は大人のピアノソロというプログラム構成で、姪は前半の最後の方での演奏でした。
演奏曲はベートーヴェンの「エリーゼのために」。
母(私の妹)曰く、3月の初めにリハーサル前に演奏を聞いたら間違えてばかりで、音楽として通っていなかったらしい。子どものやることに口を出さない主義の母も、さすがに、人前で演奏するのにそれは何事だ!と怒りの鉄拳で、その後監視つきの猛特訓だったそう


なので、それほど期待はしていなかったんだけど、情熱的な展開部も弾き分けていたし、それなりに落ち着きと品格がある大人の音楽に仕上がっていて、「へぇ~」っとちょっと感動。「エリーゼのために」の難易度がどれくらいなのかわからないけれど、背伸びせず、音楽に対して積極的に向かっていくのがよかったかな。
1ヶ月足らずでこれだけ仕上げられるなら、ちゃんと練習したらもっともっと上手くなるだろうに、、、親の心知らず


私は、病気療養中の仙台の伯母に見せるためのVTR撮影、写真も撮り、花束渡しに行くなど大忙しで、ステージママならぬ、ステージ伯母ぶりを発揮しておりました



妹は子どもの自主性に任せるタイプで、やりたいと言えば何でもやらせたし、押し付けはしないのだけど、芸術に触れることで心豊かに育って欲しいという気持があるし、演奏を人前で発表する、ということを通して、自立心や責任感を育てたいのでいピアノだけは続けさせたいらしい。ピアノは一生できるし。
しかし、当のご本人(姪)は、心はもっぱら部活(ミニバスケット)。


「Kちゃん、音楽センスあるじゃない!」と私がおだてても「運動のほうが楽しい」。
で、来年は発表会は出たくないという。
なぜかといえば「今年より難しい曲をやらなきゃいけないから」だって・・・
バスケのレギュラー争いが熾烈だそうで、ピアノ練習するよりバスケをやりたいそうんだな。。。。今回も練習休んでなので、どうやら渋々らしい。
だから、ピアノをどうやって続けさせるか、母は今思案中の様子でした。

           
さて、駅から8分ほどのこの施設の中にホールはありました。ホールだけでなく 様々な研修室なども備えられた大型複合施設です。 

                   

           
トップバッターの幼稚園くらいの子どもに合わせられた椅子。当然ペダルには足は届かず、踏み台も用意されました。演奏曲目は「山の音楽家」。
ちなみに子ども部は、低学年の子どたちは「ミッキーマウスマーチ」「小さな世界」などディズニーの名曲が中心。高学年、、、、というか、たぶん、ピアノが好きで続けているんだろうな、と思われる子どもたちは、ショパン、モーツァルトetcなどの正統派?の曲・・・そんなことも選曲の向こうの見えて面白かった!

           
姪の演奏風景。座るなり、間をおくこともなく、ス~っと音楽に入っていくのはたいしたもの。全く緊張はしなかったそうです。エライ。⇒(伯母バカでスミマセン)

           
親子の連弾。お父様も習い始めなんでしょうか。
それにしても今回は、大人も子どもも男性の演奏者が多かったように思いました。

           
模範演奏でしょうか?姪の通う小学校の音楽の先生(ピアノ)と音大生の息子さん(フルート)のアンサンブル。
お二人とも同じピアノの先生のお弟子さんだそうです。姪の通う小学校の吹奏楽部は全国レベルで顧問がこの先生。姪も先生から強力な勧誘があったんですが、思いっきり体育会系であることと、コンクールだなんだと練習も相当で、母がそれに付き合うのはイヤだ、という理由もあり。。。。
そ、「親が言わずとも積極的に寝食忘れて練習して。。。」なんて子はホンのわずかで、たいていは、ごほうびや親の気合の入れ方に左右されているのが現実。

         
           
「発表会は出たくない」とごねていたわりに、ドレスへの注文はうるさかったらしい。
シンプルでフリルのないもの、色は派手でない色・・・。Aラインのロングで大人っぽく。形から入るところは伯母(私)に似たのか

           
 
           
三脚を持っていかなかったので、靴の箱に載せて高さを調整して固定撮影。
だって、カメラで撮らなきゃいけないし。。。。

中学生、高校生の年代はほとんど出演していませんでした。みんな忙しいのでしょうね。続けるというのは大変なこと。でも続けてほしい。大人になってから音楽を始めた身としては、そんな思いで見ていました。


明日は、新体操の発表会。こちらは明日で卒業だそうなので、オババカぶりは明日も発揮予定です。

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