今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

音楽の向こう

2013-07-09 | いらしてください

今週末に迫ったオケの演奏会。
今回は先月まで色々忙しくてご案内がギリギリになってしまったこともあり、あまり集客できなかったのですが、それでも20人以上の方には来ていただけそうです。 

「オケの演奏会は聞いたことがないからこの機会に」「連休で両親が来るので家族全員で」「音楽はよくわからないけど昔の仲間と久々に会うことになった」「こどもとのレジャー兼ねて」・・・etc

 

今回のメイン曲はドボルザークの交響曲9番「新世界より」。タイトルを知らなくても、聞けば「あ、あの曲♪」とわかることでしょう。歌詞もついてる有名な第2楽章。CM等メディアのBGMによく使われる第4楽章。
ちなみに前プロもこれまた有名なキャンディード序曲。題名のない音楽会のテーマソングですね。


こんな有名な曲たちだけど、音楽そのものが目的、というよりは一緒に行く人との時間や興味へのチャレンジといったところがメイン。
中には第○楽章のここの部分が好きでね・・・なんて人もいるのかもしれないですが、私のお客様に関して言えばちょっと違う。日頃、そんなにクラシック音楽に縁がない人たちが、これをきっかけに来てくれる。

でも、それでいいんだと思います。いえ、そもそも音楽を楽しむに理由の良し悪しなんてないですけど。
遠方に住む滅多に上京できないご両親をまじえて家族全員で過した時間に、私たちの演奏の記憶もご一緒させてもらう。新世界を聞くたびにその時間を思い出すのかもしれません。
初めて聞くオケの演奏。今度はプロの有名なオケでも聞いてみるかもしれない。
私たちのアマチュアの演奏は、音楽の向こう側にあるモノとのコミュニケーションツールなんだと思います。


そのように、来てくださる友人たちの大事な時間を共有するのだから、下手でも最後まできっちり練習して少しでも楽しい時間になるような心を込めて演奏をしたい、と思うのです。

 

 

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