ニューヨーク在住のイトコが、メトロポリタン歌劇場のシーズンプログラムを送ってくれました。
イトコは別にオペラファンではないのだけど、2年ほど前に私が遊び行ったとき、一緒にオペラ観に行き、そのときチケット購入で住所を書いたので、以来プログラムが送られるようになったとか。で、私に送ってくれるのです。
封筒から出してビックリ。なんて立派なプログラムなんでしょ!
表紙にはNatalie Dessayが。METの07-08シーズンのオープニング「Lucia di Lammermoor(ランメルモールのルチア、通称:ルチア)」、タイトルロールはDessayなのです。
表紙を開くと左側に公演の紹介が、右側に白いドレスをまとって深紅の花びらが散らばった床に座ったDessayの写真が・・・。
きっと狂乱のシーンなんでしょうね。フランス人のDessayはそもそも色白、それにピュアホワイトのドレスを着ることで透明感が増し深い悲しみというか、涙のようなイメージ。暗い赤の花びらは、意思の強さを持ちつつ絶望的な印象・・・ 妖艶な美しさ。
ちなみに指揮は言うまでもなく、James Levine 演出Mary Zimmerman。
その他、新演出は・・・以下、日本語で書きます。
ヴェルディ「マクベス」
グルック「タウリスのイフィゲニア」
フンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」
ブリテン「ピーター・グライムス」
グラス「サティヤグラハ」
ドニゼッティ「連隊の娘」
「タウリスのイフィゲニア」「サティヤグラハ」は知らないというか、初めて聞くオペラ。「サティヤグラハ」作曲家のフリィップ・グラス、その作曲家さえ知りません・・・
(紹介記事のリンク貼らせていただきました)
ピーター・グライムスはタイトルを知っているだけ。
グルックといえば「O del mio dolce ardor」、あとは、この冬に観た「オルフェオ」と「エウリディーチェ」くらいしか知らないので、とりあえずWikipediaで調べると「タウリスのイフィゲニア」と「アウリスのイフィゲニア」がある。これってきっと違う作品なんでしょう。ギリシア神話をテーマにした話みたいですね。
きっと、まだまだ世の中に埋もれているオペラがたくさんあるんでしょうね。
私なんて、一生かかっても数曲のオペラのアリアの一部を、それもほど遠いレベルでしか歌えないんだろうなぁ、となんだか気が遠くなってきました。。。
その他、私の好きなネトレプコが出演するグノー「ロメオとジュリエット」、ベッリーニ「ノルマ」はグレギエーナ、魔笛・フィガロの結婚・ラ・ボエームといったポピュラーな作品からワルキューレやトリスタンとイゾルテ、アイーダなどグランドオペラまで幅広い上演がされるようです。(順不同)
詳しくはメトロポリタン歌劇場のサイトをご覧くださいね。
さて、と。気を取り直してと・・・。いつ行こうかな。
イトコの家はブロードウェイのミュージカル・スポットから徒歩10分程度。
METも歩いて行ける範囲。さすがに帰りはタクシーですけど・・・。1週間ほど泊めてもらって、オペラ&ミュージカル鑑賞三昧の予定です。
休めるとしたら11月なのですが、「椿姫」「イフィゲニア」「ノルマ」「魔笛」「フィガロの結婚」。休みを少しずらして12月初旬に設定すれば「ロメオとジュリエット」も射程範囲に入りそう。
さて、スケジーリングしないと!! 楽しみ~~
休めるのかな。いや、休むのです!
自分の所にもMETの案内状が送ってきました。ただ残念なのが旅行者用のチケットパッケージがない事ですね。
Natalie Dessayは来年6月にサンフランシスコでもルチアを歌うので、そちらで観る予定でいます。
さっそくのご訪問とコメントありがとうございました。シアトルでは、旅行者用のパッケージなんてあるのですか?いろいろなところで観てみたいですね。ときどき訪問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
ゆ☆さま
そうなんです、前に行ったときは、4日滞在してオペラ2本とミュージカル3本観ました。NYでバッタリ会ったりしてね。
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