だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

24歳のグザヴィエ・ドラン監督

2013-07-16 19:53:09 | 映画
1952年7月24日ケンタッキー州ルイビル出身の映画監督、ガス・ヴァン・サント。監督デビューは、「マラノーチェ」(85)。未見です。脚本、製作、編集と作品をすべてコントロール。

2作目が、マット・ディロンとケリー・リンチ主演「ドラッグストア・カウボーイ」(89)。たぶん、この作品からファンになった方が多いはず。次が「マイ・プライベート・アイダホ」(91)

リヴァー・フェニックスとキアヌ・リーヴス。当時、最高の人気スターでした。ユマ・サーマン、ジョン・ハート、レイン・フェニックス、キアヌ・リーヴス主演「カウガール・ブルース」(93)…

ニコール・キッドマンとマット・ディロン主演「誘う女」(95)と続き、アカデミー賞助演男優賞と脚本賞を受賞した「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(97)へ。監督は高い評価を得ました。

「エレファント」(03)で、カンヌ国際映画祭パルム・ドールと監督賞をW受賞!史上初の快挙でした。高校生の日常と銃による無差別殺人を描いた衝撃作でした。ドラッグ、同性愛、殺人、自殺…

ショーン・ペン主演「ミルク」(08)公開時、ゲイを公表。そんなサント監督が制作にまわり、若干24歳のグザヴィエ・ドランが監督した作品が、「わたしはロランス」(12)です。

カナダのモントリオール。小説家で国語教師をしているロランス・アリア(メルヴィル・プポー)は、情熱的な女性フレッド・ベレール(スザンヌ・クレマン)と暮らしています。ロランス、30歳の誕生日。

彼はフレッドに衝撃的な告白をします。『僕は女になりたい。この体は間違えて生まれてきてしまったんだ』…ロランスを非難するフレッドでしたが、彼を失うことを恐れるのでした。

彼女はロランスの最大の理解者、支持者として一緒に生きていくことを決意するのです。果たして?プポーって、ゲイっぽいですよね。ドラン監督は、1989年カナダ出身で6才で子役デビュー。

18歳で「マイ・マザー/青春の傷口」(09未)、19歳で「HEARTBEATS」を制作。3作品全てカンヌ国際映画祭に出品されるという快挙を遂げました。サント監督が虜になったドラン監督作!楽しみ。

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2 コメント

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はじめまして! (松たけ子)
2013-07-21 15:40:35
はじめまして!突然の乱入、お許しください。

この映画、すごく観たいです!メルヴィル・プポー、好きなんです。「ぼくを葬る」の彼も美しきゲイ役でしたよね。確かにメルヴィルってゲイっぽいけど、確か元恋人との間に子どもがいるので、残念ながら(笑)ゲイじゃないみたいです。
若き天才と評判のドラン監督も、今後楽しみな存在ですよね。
こちらで紹介されてる「大統領の料理人」や「黒いスーツを着た男」も早く観たいです。
長々とすみません。また遊びに来ていいでしょうか?こちらの更新、楽しみにしてます♪
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どうぞ、よろしく! (linlilin)
2013-07-21 22:31:09
松たけ子さま、コメントありがとうございます。映画好きでしたら大歓迎です。たまに絵画も書いてますが。
ところで「ぼくを葬る」のメルヴィル・プポー、良かったですね!どうも役柄のせいか、ゲイっぽくって…ムフフ。
「わたしはロランス」も、ぜひ見たいと思ってます。ところで、ジェレミー・レニエの「最後のマイ・ウェイ」もお勧めです。また、ぜひどうぞ。
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