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映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

フランクフルト・アウシュビッツ裁判とは?

2015-08-04 20:39:30 | 映画
アビー・マン原作、スタンリー・クレイマー監督「ニュールンベルグ裁判」(61)は、スペンサー・トレイシー、バート・ランカスター、リチャード・ウィドマーク、モンゴメリー・クリフト、マクシミリアン・シェル、

マレーネ・ディートリッヒ、ジュディ・ガーランドなど豪華キャストが出演。連合軍によるナチス・ドイツの戦犯裁判を描いた作品でした。ナチスの重要戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判に…

立ち会い、傍聴記を発表したユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントを描いたのが、マルガレーテ・フォン・トロッタ監督「ハンナ・アーレント」(12)、バルバラ・スコヴァ主演でした。

映画が作られた時代も製作国も違いますが、第2次世界大戦時のドイツをテーマにしています。これまで同様の多くの作品がありますが、自国の負の部分を堂々と描く、ドイツってすごい!

それも国として、ナチスや戦争犯罪に正面から向かい、謝罪も行なう姿勢が評価されているからなんですね。ドイツ映画って見応えがあります。また1本、見逃せない作品が公開です。

それが、ドイツ映画「顔のないヒトラーたち」(14)。監督はイタリア人俳優で、本作が初監督のジュリオ・リッチャレッリ。“フランクフルト・アウシュビッツ裁判”の事実に基づいています。

1958年の西ドイツ、フランクフルト。戦争終結後10数年が経ち、経済復興を成し遂げようとする中、多くの人は戦争の記憶や自分たちが犯した罪も忘れ去ろうとしていました。

そんな時、ジャーナリストのトーマス・グルニカ(アンドレ・シンマンスキ)は、アウシュビッツ強制収容所にいたナチスの親衛隊員が、規約に反し教職についていることを突き止めます。

新米検察官ヨハン・ラドマン(アレクサンダー・フェーリング)は、上司のハラー検事(ヨハン・フォン・ビューロー)の制止も聞かず、グルニカと強制収容所の生き残りである…

ユダヤ人シモン・キルシュ(ヨハネス・クリシュ)と共に調査を開始。ナチスがアウシュヴィッツで犯した罪とは?検事総長バウアー役、ゲルト・フォスの遺作だそうです。見ます。

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