だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ピーター・グリーナウェイ、シンメトリーの世界

2024-01-25 16:39:03 | 映画
現在81歳のイギリスの映画監督ピーター・グリーナウェイは、「レンブラントの告発 名画『夜警』に隠された31の秘密」(08未)を最後に…

監督作がありません。最後に見たのはマーティン・フリーマン主演「レンブラントの夜警」(07)でした。始めて見たのは、初長編映画…

「英国式庭園殺人事件」(82)。主演はアンソニー・ヒギンズ。タイトルに惹かれ、その映像の美しさに見惚れ、作品のプロットに驚かされ…

ストーリー展開も奇抜で、本当に引き込まれました。ブライアン・デネヒー主演「建築家の腹」(87)、ジョン・ギールグッド主演「プロスペローの本」(91)、

ジュリア・オーモンド主演「ベイビー・オブ・マコン」(93)、緒形拳主演「ピーター・グリーナウェイの枕草子」(96)を見てます。

未見なのは「ZOO」(85)、「数に溺れて」(88)、「コックと泥棒、その妻と愛人」(89)、「8 1/2の女たち」(99)。

タイトルは知っていても、ちょっと難解なのが未見の原因かも。「ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師」が上映されます。

上映作は「英国式庭園殺人事件 4Kリマスター」、「ZOO HDリマスター」、「数に溺れて 4Kリマスター」、「プロスペローの本 HDリマスター」。

いずれにしても監督が描くのは自身が脚本を書く、グリナウェイ独自の世界、映像世界。左右シンメトリーの映像には見入るばかり。

すべての作品の音楽はマイケル・ナイマン。新たな作品がないので、上記の作品を見れば監督世界は観客、ファンのもの。アリ・アスター監督もね。

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