だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

1941年の上海で起きたこと

2011-07-19 22:50:03 | 映画
中国の上海市は、映画の舞台としても有名。ロレッタ・ヤングとシャルル・ボワイエ主演の「上海」(35)や、オーソン・ウェルズ監督、脚本、製作、主演の「上海から来た女」(47)。この2本は未見。ちと古い。

ジム・ゴダード監督、マドンナとショーン・ペン主演「上海サプライズ」(86)。2人は85年に結婚し、89年離婚。製作総指揮と音楽をジョージ・ハリソンが担当。評価はいろいろ。未見なので、コメントしませんが…。

レオン・ポーチ監督、ジョン・ローン主演「上海1920」(91)や、ホウ・シャオシェン監督、トニー・レオン主演「フラワーズ・オブ・シャンハイ」(98)。アンディ・ラウ、レスリー・チャン主演「上海グランド」(86)

これ、チョウ・ユンファのTV「上海灘」(80)のリメイク。この頃は、レスリーに夢中でしたねぇ~。他にジャッキー・チェンとオーウェン・ウィルソン主演の「シャンハイ・ヌーン」(00)と「シャンハイ・ナイト」(03)。

続編は、ロンドンが舞台でした。ジェームズ・アイヴォリーとイスマイル・マーチャント、最後の作品が「上海の伯爵夫人」(05)でした。マーチャントの死でアイヴォリーの監督作品もこれで終わりました。

カズオ・イシグロの原作をレイフ・ファインズとナターシャ・リチャードソンが主演。真田広之共演。上海は、いつもいろいろな国の人がいろいろな思惑で集まっているんですね。最新作「シャンハイ」(10)も同じ。

監督は、ジョン・キューザック主演「1408号室」、「ザ・ライト エクソシストの真実」(11)のスウェーデン人監督ミカエル・ハフストローム。時代は1941年、太平洋戦争勃発前夜、日本軍占領下の上海。

ポール・ソームズ(ジョン・キューザック)は米国諜報員。彼は殺害された親友コナー(ジェフリー・ディーン・モーガン)の死の真相を調べる内、中国、米国、日本を巡る巨大な陰謀の影に行き着くのでした。

彼の周りには、日本軍大佐タナカ(渡辺謙)、コナーの愛人スミコ(菊地凛子)、裏社会のボス、アンソニー・ランティン(チョウ・ユンファ)、その妻アンナ(コン・リー)、ソームズの上官アスター大佐(デヴィッド・モース)

ドイツ人技師夫人レニ(フランカ・ポテンテ)らが…。果たして、何が起きているのか?緻密な時代考証をもとに脚本を書いたのは、「日蔭のふたり」(96)「鳩の翼」(97)「サハラに舞う羽根」(02)のホセイン・アミニ。期待!

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