だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ゴヤの名画盗難事件の真相は?

2021-12-13 21:58:10 | 映画
「ノッティングヒルの恋人」(99)、「Jの悲劇」(04)、「ヴィーナス」(06)、「恋とニュースのつくり方」(10)、

「私が愛した大統領」(12)、「ブラックバード 家族が家族であるうちに」(19)などのロジャー・ミッシェル監督は、今年9月22日…

65歳で亡くなりました。南アフリカ出身でイギリスで活躍していた監督は、作品は多くありませんがいつも必ず見に行っていました。

遺作となったのが「ゴヤの名画と優しい泥棒」(20)です。主演のジム・ブロードベントとは、「ウィークエンドはパリで」(13)で…

組んでいます。タイトルにあるゴヤの名画とは『ウェリントン公爵』(1812~14年)。スペインの宮廷画家フランシスコ・デ・ゴヤが…

英国軍人アーサー・ウェルズリーを描いたもの。この作品、1961年、年間600万人以上が訪れるロンドン・ナショナル・ギャラリーから…

初めて盗まれたのです!犯人はごく普通のタクシー運転手、60歳のケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)でした。

長年連れ添った妻ドロシー(ヘレン・ミレン)と息子のジャッキー(フィオン・ホワイトヘッド)と、小さなアパートでの年金暮らし。

そんなケンプトンは、絵画を人質に政府に身代金を要求。目的は孤独な高齢者たちのため、身代金を寄付して公共放送BBCの受信料を…

無料にすること。果たして事件の結末は?共演はマシュー・グード。監督の描くユーモアと優しい人間愛をぜひ見逃さないように。
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