だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

プレナ神父事件の真相

2020-06-02 21:01:18 | 映画
まだ劇場に新作の配給が整っていないのか、今週も自粛中と同じ。でも待ちます。フランソワ・オゾンの新作が見れるんですもん!

2018年に公開された「2重螺旋の恋人」(17)以来の新作。それが「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」(19)なんです。

本作は、第69回ベルリン国際映画祭審査員グランプリ(銀熊賞)受賞。脚本もオゾンです。フランスのリヨンで、妻と子供たちと…

暮らすアレクサンドル・ゲラン(メルヴィル・プポー)は、幼少期にベルナール・プレナ神父(ベルナール・ベルレー)から…

性的虐待を受けた過去がありました。アレクサンドルは、プレナ神父が今も子供たちに聖書を教えていることを知り、家族を守るため…

過去の出来事の告発を決意します。自分と同様に神父の被害に遭い、傷を抱えてきたフランソワ・ドゥボール(ドゥニ・メノーシェ)、

エマニュエル・トマサン(スワン・アルロー)たち被害者の輪が広がっていきます。しかし、教会側はプレナ神父の罪を認めながら…

巧みに責任を逃れようとするのでした。果たして、告発の行方は?第88回アカデミー賞作品賞、脚本賞受賞のトム・マッカーシー監督…

「スポットライト 世紀のスクープ」(15)も、カトリック教会が長年隠蔽してきた児童虐待スキャンダルを描いていました。

新聞社ボストン・グローブの調査報道班『スポットライト』のメンバーの活躍をぜひ。オゾン監督の意気込みをスクリーンで!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする