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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

天使も酔う、ローチ映画

2013-02-13 20:00:23 | 映画
“天使の分け前”とは、ウイスキーなどが樽の中で熟成されている間に、年2%ほど蒸発してしまい、これを“天使の分け前”と言うそうです。おかげで美味しいウイスキーになるんですって。

10年物や20年物…というように年数を重ねるとウイスキーは味わいを増しますが、それとともに天使の分け前も増えるというわけ。天使も美味しいウイスキーが好きなんですね~。うふふ。

ケン・ローチ監督最新作が、「天使の分け前」(12)です。いつもイングランド、アイルランド、スコットランドの市民を描くローチ監督は、イギリスの社会派監督としてその名を知られています。

不況にあえぐスコットランド。家族とうまくいかず、何かにつけ暴力沙汰を起こしてきた若者ロビー(ポール・ブラニガン)。またしてもトラブルを起こし、逮捕されてしまいます。

しかし、恋人のレオニー(シヴォーン・ライリー)にもうすぐ赤ん坊が生まれることを考慮され、刑務所送りではなく、300時間の社会奉仕活動をするよう言い渡されるのでした、

まともな仕事もなく住む家もないロビーは、人生を立て直したいと願っていました。そんな時に出会ったのが、指導者のハリー(ジョン・ヘンショー)と、アルバート(ガリー・メイトランド)…

ライノ(ウィリアム・ルアン)、モー(ジャスミン・リギンズ)の3人の仲間たち。ウイスキー好きのハリーから、ウイスキーの奥深さを教わったロビーは、“テイスティング”の才能に目覚めます。

ロビーは、ハリーのおかげで初めて自信を持ち始めます。レオニーと生まれたばかりの息子のため、チャンスを手に入れたい!ある日、オークションに最高級のウイスキーが出品されることを知ります。

果たして、100万ポンドもするそのウイスキーとは?仲間たちと“キルト”を着て、大勝負!ポール・ブラニガンは、映画初出演。ジョン・ヘンショーは、ローチ監督の「エリックを探して」(09)に出演。

有名俳優を配するのではなく、役に合った役者を選ぶ。ローチ監督の映画好きならわかるはず。上映館の銀座テアトルシネマは、5月閉館が決まっています。見に行きましょう。
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