だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

接触感染の恐怖

2011-10-22 20:16:13 | 映画
アメリカのジョージア州アトランタにある“アメリカ疾病管理予防センター”(CDC)は、感染症対策の総合研究所です。CDC、映画によく出てきますね。ダスティン・ホフマン主演「アウトブレイク」(95)にも。

お気に入りのTVM「運命の瞬間(とき)/そしてエイズは蔓延した」(93)は、1980年頃から流行したエイズについて描いていて、82年3月CDCは免疫不全の症候群として警告します。

その他、カナダのトロントにあるバイオテクノロジー研究機関“NorBac”(ノーバック)の活躍を描いたTVシリーズ「リ・ジェネシス バイオ犯罪捜査班」(04~08)もお気に入り。こちらは架空の機関ですが…。

いずれもウイルスや感染症を扱っていて、それは今そこにある危機なのです。未知のウイルス、新種のウイルス…本当に怖い。「リ・ジェネシス」の冒頭のエピソードは、日常の生活からの発症なのです。

握手、ハグ、キス、咳、くしゃみ、他人が触れた手すり、ドアノブ、公衆電話、トイレ…数え上げたら限がないくらい。潔癖症ではないけれど、映画で見るとやはり『うっ…』って思っちゃいます。

「ボーン・アルティメイタム」(07)「インフォーマント!」(09)の脚本家スコット・Z・バーンズ、スティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作は、「コンテイジョン」(11)です。ここで描かれるのも“接触感染”

香港で接触後、数日で命を落とすという新種のウイルスによる感染症が発生します。香港に出張したべス・エムホス(グウィネス・パルトロー)は、シカゴで元カレ、ジョニー・ニールと密会していました。

咳き込み、熱のあったべスは帰国2日後、死亡。夫ミッチ(マット・デイモン)は呆然とし、追い打ちをかけるようにべスの連れ子クラークも急死。同じような症状の人間が世界中で発症、死亡していました。

気付いたのは、フリージャーナリストのアラン・クラムウィディ(ジュード・ロウ)。政府が隠す伝染病ではないか…?世界保健機構(WHO)の医師レオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)

CDCのエリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)と部下のエリン・ミアーズ博士(ケイト・ウィンスレット)は、国境を越えた調査とワクチン開発に挑みます。発生源は?知りたい!
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