だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ターセム・シン、神々の監督

2011-10-14 20:29:40 | 映画
マイブログでも紹介しましたが、ターセム監督の「落下の王国」(06)は大のお気に入り。当然、その年のベスト1です。ターセム監督は、1961年5月26日インド出身。24歳でアメリカに渡ります。

MTVやTV-CMの演出などで活躍後、ジェニファー・ロペス主演の「ザ・セル」(00)で監督デビュー。ヴィンス・ヴォーンとヴィンセント・ドノフリオという曲者俳優が共演のこの作品も、大好き。

監督の大ファンとなり、待ち続けたのが「落下の王国」。とにかく素晴らしい映像とイマジネーションで、見る者を圧倒します。未見の方は、ぜひぜひ!そして、ようやく3作目が公開になります。

前作も6年の時間を要しましたが、今回も5年も待ちました。「インモータルズ ‐神々の戦い‐」(11)です。“IMMORTAL”は、不滅の、永久の、不死の…の意味があります。ギリシャ神話の物語。

人類誕生の遥か昔。光と闇の神の戦争が起き、その結果、光の神が勝利し闇の神は奈落の底へ…。時は過ぎ、古代ギリシャではオリンポスの主神ゼウス(ルーク・エヴァンス)が君臨していました。

世界を作った全能の神は、人類の平和と繁栄を願いじっと見守っていました。しかし、闇の力を手に入れギリシャを滅ぼし、世界を支配しようと企むハイペリオン(ミッキー・ローク)が現われます。

彼は光の神が作った武器の1つ“エピロスの弓”を探し求め、軍隊を結集。進軍します。ハイペリオンを止めるべく、ゼウスが選んだのは自ら鍛え上げた人間テセウス(ヘンリー・カヴィル)でした。

わずかな仲間を率いて、ハイペリオンの強大な軍隊に雄々しく立ち向かっていくテセウス。彼を助けるため奇跡を起こすのは、戦いの神:ゼウスの息子アレス、海の神:ゼウスの弟ポセイドン(ケラン・ラッツ)

知恵の女神:ゼウスの娘アテナ(イザベル・ルーカス)らオリンポスの神々。他に未来を見る力を持つ巫女パイドラ(フリーダ・ピント)、テセウスと共に行動する盗賊スタブロス(スティーヴン・ドーフ)

封印された闇の神の復活。果たして?「300」(07)の製作陣によって製作され、まるで大聖堂の天井画の様な壮大な戦いが、スクリーンに展開します。映像の魔術師ターセム・シン。その芸術を堪能しましょ!
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