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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

“それ”は、30年に1度帰って来ます。

2010-07-18 22:36:14 | DVD
久しぶりにスティーヴン・キングの映画を。楽しいはずのピエロの姿が、とてつもなく怖~いポスター。DVDのジャケットになっても怖い!そう言えば、スティーヴン・ソンドハイムの1976年の名曲「悲しみのクラウン」は切ないですよね~。

映画「IT/イット」(90・TVM)は、私のお気に入り。「ジョン・カーペンターの要塞警察」(76未)で美術監督デビューしたトミー・リー・ウォレスの監督作品。他にもTV「マックス・ヘッドルーム」(85)や「アロハ・サマー」(88)も。

「ハロウィン」(78)の編集、「ハロウィンⅢ」(82未)の監督・脚本、「悪魔の棲む家PART2」(82未)の脚本、TV「新トワイライト・ゾーン」(86)の監督、「フライトナイト2/バンパイヤの逆襲」(88)の監督・脚本と、やっぱりホラー系。

「IT」は、キングの原作(86年発表)をウォレスが脚本・監督した作品。1990年、メイン州のデリー。平和なこの町で子供だけを狙った連続殺人事件が発生します。事件現場に現れる、風船と子供が大好きなピエロ。

マイク、ビル(ジョナサン・ブランディス)、リッチー(セス・グリーン)、べヴ、スタン、エディの6人の仲間は、あることをきっかけでそのピエロ、ペニー・ワイズ(ティム・カリー)が犯人だと確信するのでした。

6人は、なにかあったら再び集まることを約束していました。それから30年。それぞれの道を歩む大人になっていた彼らは、あの時と同じように起こった事件を知って、30年ぶりに町に帰って来ます。そしてスタンの自殺を知るのです。

子供時代と大人になってからの物語を前編、後編に分けた188分の作品。大人になったマイクをティム・リード、ビルをリチャード・トーマス、ベヴをアネット・オトゥール、スタンをリチャード・メイサー、ベンを ジョン・リッター

エディーをデニス・クリストファー、リッチーをハリー・アンダーソン。他にもオリヴィア・ハッセーやマイケル・コールが共演。この作品のラストには、賛否両論あると思いますが、名作『スタンド・バイ・ミー』のような青春物でもあるのです。

ところでペニー・ワイズ役のティム・カリー、1946年4月19日イギリス生まれ。なんといっても、デビュー作「ロッキー・ホラー・ショー」(75)のフランクン・フルター博士役が強烈!大好き!ティム・カリーと言えば、この役。

「IT」にするか、「ロッキー・ホラー・ショー」にするか、コレクションから出して見ましょ。
コメント (2)
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