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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

銃を持つ女

2007-10-08 21:15:54 | 映画
ジョディ・フォスター主演の最新作「ブレイブ ワン」(07)は、「パニック・ルーム」(02)や「フライトプラン」(05)で見せた、彼女の強い女のイメージを継承しています。いつの間にか、天才子役から知的な女性に変化し、さらに限界を生き抜く強い女になっていました。「カンサスシティの爆弾娘」(72)や「タクシードライバー」(76)は、大昔…。

1962年11月19日ロス生まれのジョディは、出演のみならず製作、監督もこなす映画人。最新作の「ブレイブ ワン」の監督は、私の大好きなニール・ジョーダン♪製作は、ジョエル・シルヴァーとロバート・ダウニー・Jr夫人のスーザン・ダウニー。興味津々です。

NYでラジオ番組を持つエリカ・ベイン(ジョディ・フォスター/製作総指揮)は、恋人のデイビッド・キルマーニ(ナヴィーン・アンドリュース/TV「LOST」や「プラネット・テラーinグラインドハウス」に出演)と愛犬と、散歩中に暴漢に襲われ、デイビッドが殺されてしまいます。

警察の捜査はおざなりで、満足のいくものではなかったのです。見慣れたNYの街並み、今ではそれもよそよそしく、さらには危険を感じてしまうエリカ。彼女は自分の身を守るのは、自分しかいないと気付き、銃を持つ決心をします。そしてある日、コンビニで偶然遭遇した銃撃事件。

エリカは自衛のため、初めて銃を撃ち人を殺害。その時、彼女の中で何かが起こります。それ以後、自衛のため、誰かを救うため、犯罪者を裁くため…と、心が変化していきます。事情を知らない市民は、何者かが正義の名の元に悪を懲らしめるという、ヒーローのように騒ぎ立てます。

しかしNY市警のジョン・マーサー刑事(テレンス・ハワード)は、捜査をする内にこの事件の犯人は女性ではないかと、思い始めます。果たして、エリカはどうするのか、ギリギリの心理状態を渾身の演技で見せるジョディは、「告発の行方」(88)と「羊たちの沈黙」(91)でアカデミー主演女優賞を受賞。

もう1人、「メルビンとハワード」(80・未)で助演女優賞を受賞したメアリー・スティーンバージェンが、ラジオ局の上司キャロル役で出演。演技派だけを集めたこの映画、見応えがありそうです!楽しみ♪
コメント (2)
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