だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

オーリー?ファレル?

2005-05-25 21:29:11 | 演劇
2月に公開された「アレキサンダー」と、公開中の「キングダム・オブ・ヘブン」。昨年、公開された「トロイ」もそうですが、最近のハリウッドは歴史大作が大流行です。映画好きはどれも見逃せない作品ですね。で、「キングダム・オブ・ヘブン」ですが、オーリーこと、オーランド・ブルームが主演ということで大変な人気。「ロード・オブ・ザ・リング」のレゴラスは、きれいだし、これからの演技が楽しみ!と思っていました。

でも、この映画はオーリーの成長振りがうれしい作品になっています。物語は12世紀のフランス、鍛冶屋のバリアンは子供と妻を亡くし絶望の中、暮らしていました。そこへ父と名乗る十字軍の騎士ゴッドフリーがやってきます。バリアンは騎士として生きる決意をし父に従いますが、追っ手に襲われ父は負傷。バリアンに4つの誓いを残して亡くなってしまいます。

それからのバリアンは、父の治める国を継ぎ、十字軍の騎士としてエルサレム王に忠誠を誓うのです。後は敵国サラセン帝国の大軍との戦闘が、じっくりと描かれていきます。この辺は歴史劇の醍醐味!なにより監督のリドリー・スコットは、映像の巨匠。リアルで壮大で華麗な画面作りを堪能できます。私は監督の大ファンで、この作品もオーリーよりも監督の映像が見たくて、楽しみにしていました。

リドリー・スコット監督の作品には、「デュエリスト」(77)「エイリアン」(79)「ブレードランナー」(82)「ブラックレイン」(89)「テルマ&ルイーズ」(91)「白い嵐」(96)「ブラックホーク・ダウン」(01)「ハンニバル」(01)そしてオスカーを受賞した「グラディエーター」(00)があります。どの作品を取っても素晴らしい作品で、特に映像の美しさ、素晴らしさには定評があります。

ただ「アレキサンダー」と比べてしまうと、ちょっと物足りない感じでした。何がと言うと…ひとことでは良い難いのですが、たぶんオリバー・ストーンとリドリー・スコットの違いでしょう。ファレルとオーリーの違いとは言いません(?)違いは貴方の目とハートで、確認してくださいませ。あっ、ちなみにマイブログの「アレキサンダー」も、ぜひご覧くださいね♪ヒントがあるかも…。
コメント
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