だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

No.6とは?

2005-05-08 20:54:44 | DVD
カルト的なTVシリーズ、それは比較的1960年代のTVドラマに多いように感じます。その頃の日本は、まだまだ気軽に海外旅行に行くことができる環境ではなかったのです。外国のTVシリーズを見て、私もあんな暮らしがしたい!という、憧れで見つめていました。また、TV画面に展開するSFドラマを見ては、未来はきっとこうなるんだわ…とちょっと不安と期待で、怯えていたかも知れません。多感な10代を過ごした1960年代。ウム。

私もTVに夢中になっていました。今の映画好きはすでに始まっていました。憧れと恐怖。相反するものにすっかり魅了されていたことを、今もしっかり覚えています。そんな時代(1967年)に作られ、NHKで放送(69年)されていたのが「プリズナーNo.6」です。このドラマを見ていた人、その人はかなりのお方をお見受けします。

なにが?って、まさにカルトだからです。主演はパトリック・マッグーハン。個性的な俳優(多くは悪役)として、また「刑事コロンボ」などでの監督としても有名。なによりこのプリズナーNo.6で、有名になりました。自ら立ち上げた企画で、当初は7話のミニシリーズの予定でしたが、結局17話まで作られました。ストーリーは難解な不条理ドラマと言われ、SFの要素を織り込んだ、サペンス、アクションものでした。だからこそ、今またDVDで見る価値があるのです。

現在に通じる管理社会への疑問、多くの映画人などが自らファンを名乗るカルト作品とはどんなものなのか、ぜひ確認したいです!ねぇ~?
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