眠らない街

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料理の上手な最強女性芸能人

2005年10月08日 | グルメ
10月5日にTV朝日で「愛のエプロン」スペシャル版が放送されていた。
細木軍団(細木数子、梅沢冨美雄、他)と愛エプ軍団(MIE、川島なお美、他)が団体戦を行うという設定だ。

結果から言うと細木軍団の圧勝。
細木軍団は梅沢冨美雄のひつまぶし、茶碗蒸しが絶品!
愛エプ軍団は川島なお美のシュウマイ、麻婆豆腐が予想以上の出来だったが、劣勢を覆すには至らず。
ただ、川島なお美の麻婆豆腐が基本に忠実であったのは感心した
豆腐の湯通し、調味料の割合、豆板醤を混ぜるだけでなく炒めるという3点を全てクリア。特に豆腐の湯通しはかかせないポイントで、ワイン通なのにやるねぇ~と、思わずにはいられなかった
川島なお美の話はここまで。本題に移る。

私は女性芸能人最強の料理人は山瀬まみだと思っていた。
山瀬はダンナとレストランに行ったりすると、その数日後にはそのレストランのジャンル問わず料理と味をコピーして「どう?作ってみたの~」とあの独特の口調で言いながらダンナにふるまうそうだ。
どうせダンナのノロケだろうと思っていたが、ある番組にて5分でホタテ料理を作るという課題に対し、即興で「ホタテのバター焼きワインソースがけ」というのを作ってしまう。
手際、発想といい料理得意な私から見てもこれは本物と唸ってしまった。

しかし「愛のエプロン」スペシャル版で私の山瀬まみ最強説は覆えった。
細木数子こそ最強である。ただの歳をくったオバハンではなかった。
伊勢エビを生きたまま素手でさばき、生、煮込み、炒め等各調理方法を駆使し、45分で4品作ったのである。伊勢エビを躊躇なくさばく技術、味のバランス、深い知識、まさに最強であった。
特に「伊勢エビ、アボガド、キャビアのカルパッチョ」「伊勢エビの白味噌仕立て」の2点は絶品だったと思う。後者は神田川俊郎からも「京都料亭でもめったにお目にかかれない」とのお墨付きが出た。

一方、細木数子の対戦相手MIEはハッキリ言って役不足。洋食を作り慣れている主婦というレベルだった。
ホワイトソースに伊勢エビの味噌を混ぜ、伊勢エビの肉を入れたグラタンは、服部先生からも好評価だったが、試食した細木数子は「この程度で美味しいって絶賛されるの?」と一刀両断!
細木数子は、グラタンが美味しいのであり、伊勢エビ料理として素材を生かしきっていないのを見抜いたのである。伊勢エビを入れるタイミングで火を通しすぎたのがはっきり分かった。
細木数子がMIEの立場なら、伊勢エビを半分に裂いた後素焼きにし、ほぐし身をグラタンにのせ、野趣あふれる味わいを演出するとか、殻自体をグラタン皿として見た目と香ばしさを計算するなどしただろう。更に上を行くかもしれない。

それにしても細木数子の料理の腕にはビックリ。
また自説の最強は覆ったものの山瀬まみの評価は下がっていない。愛のエプロンに出場すれば彼女のマルチタレントとしての再評価にもつながるはずである。
もっとも「愛エプ」は磯野貴理子が上位に来るようなレベルで「料理人」山瀬クラスが出る番組ではない。
しかしインリンのウケを狙った料理を食べさせられている男性ゲストに、たまには美味しいものを食べさせてあげたいと思う。

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