この日は、最初っから上級スクール申し込み。これを見た受付のインストラクターさん、
「どんな斜面でもスイスイ滑れますか」
「(うっ!痛いところを・・・)」
すると、そこに以前教わった山本さんがいました。
「あっ!ナオさんじゃないですか!」
「あら♪」
「この方、上級で大丈夫ですかねぇ~」
「あー大丈夫大丈夫!」
ナオさん、グッジョブ!
ということで、無事ふゅーちゃーさんとの約束が果たせたのでした。
午後、スクール開始。
インストラクターは、東さんという女性の方。
バッジの3人の女のコは、滑る前からかなり滑れそうという雰囲気を醸し出しています。
東さん、受講生全員に向って、
「何かこれをやって欲しいということありますか?」
上級ビギナーとしては甘んじるより他にありません。そこへ女のコの1人が、
「検定を控えているので、ショートターン教わりたいです」
うーん。ロングがまだまだの身の上としては、ショートはハードル高いなぁ・・・
「では皆さんの滑りを見てからにしましょう」
とりあえずホッと一息。
まず、ボルックスコースでテスト滑走。
トップで私が滑りますが、午前中、佐久平でやったことを復習しておいて、本当に良かったと思いました。
私は、一か所のスクールに絞らず、色々なスクールを渡り歩いています。
同じメニューでも表現の違いがあるし、全く違う初物メニューに出会う場合もありました。
今回は、この、スクールの多様さがプラスに出たと思いました。
以下、スクール内容。「過去スクールのおさらい総集編」といった感じでした。
①基本姿勢のおさらい
テスト滑走直後、東さんから、
「基本姿勢ってご存知ですか」
意外な質問でしたが、出来ている/出来ていないということではなかったようです。
「胸をビンディングの角度。腰を右足のかかとにやや乗るような感じ・・・」
「ハイOKです」
これは受講生全員に確認していました。
②基本姿勢を意識した連続ターン
静止した状態で、基本姿勢が出来るのは当然として、滑走中に基本姿勢が出来ているかの確認。
練習メニューというより、テスト滑走の2回目。
具体的なやり方は示さず、「ノーズドロップから谷回りを経て、谷回りから山回りに入った以降、基本姿勢になっていなければならない」という感じの説明。
佐久平で教わった要領で漫然と滑ったら、ダメ出しされました。
「一見気持ちよく滑っていますが、○○さんの滑りは・・・」
状況が飲み込めず、NGかどうかを尋ねるとNGとのこと。
「上半身だけで捻っていて、重心がかかとの上に乗ってきていません」
「あっ!!!」
腰からでなく、前膝から捻るというのは、一番忘れてはいけないこと。
ここで、ひねりスクワットを意識しました。
③サイドスリップ~斜滑降(上下動付き:フロント/バック)
まず、バックのサイドスリップ~斜滑降、次にフロントのサイドスリップ~斜滑降という順番でやりました。
このメニューでは、基本姿勢が取れていることが最重要。
上下動を入れても高さの違いだけで、とにかく基本姿勢をキープしていることがキモ。
サイドスリップは、基本姿勢の矯正メニューでお馴染みのもの。上下動を入れるのも定番です。
上下動を入れるのは、しゃがんだ時にエッジが立つからで、「擬似ターン後半」でもあります。
斜滑降上下動付きは、動きの中で基本姿勢を取れるようになること。
サイドスリップは、通常、谷方向を見るのですが、赤倉でサイドスリップをやった時、進行方向(横)を見てやるように言われました。
実際やると、こっちの方がターン中動作をイメージし易いのです。
今回も「赤倉式」でやりました。フロント/バックともにOK出ました。
斜滑降上下動付きは、白馬と上国でやったのと同じ。
本当はキレだけで滑らなくてはいけませんが、上下動を確実にこなし、基本姿勢をキープすることを優先しました。
上国の佐藤さんが見ていたら、ダメ出しされるだろうなぁ~と思いつつ、OK出ました。
④Jターン(バック)
サイドスリップと斜滑降が出たので、苦手なJターンも来るだろうなぁ~と思ったら案の定。
スピード出した直滑降からキレ上がるのが、白馬とガーラでのメニューの意図ですが、今回は基本姿勢重視。スピードも不要。
白馬とガーラの要領で、スピード出したらミゾにひっかかり転倒します。
東さん、思わず、
「急激に捻らない!」
うーん、ミゾだったんですが・・・
⑤再び基本姿勢を意識した連続ターン
問題はバックサイド。
フロントサイドは、切り替え後、スムーズに基本姿勢を作ることが出来ます。
バックサイドでは、切り替え後、谷回り→フォールライン→山回りへと移っていきますが、山回りに入った直後に基本姿勢が出来ていないと、長く踏む羽目になります。
②のダメ出しの後、赤倉のスクールで教わった大きなローテーションを思い出し、ひねりスクワットをミックスさせて滑ったらOK出ました。
もう1本滑りましたが、こちらはNG。
基本姿勢の問題ではなく、バックサイドで、ターン弧が小さく左右不均等になっているとの指摘。
フォールラインが短くなっているのが原因だと思います。
ここまでで、基本姿勢&重心移動のメニューは終了。
ペガサスコースに移りました
⑥ズレで急斜面を降りる
ペガサスコースで1回⑤のメニューをやりましたが、これはおさらい。
ペガサスコースからペルセウスコースに入るあたりで、ズレを使ってエッジを立てない滑りをするように言われます。
どういう風に滑るかの説明はなく「エッジを立てないで」ということのみ。
プレスターンと勘違いし、傾きだけで滑ろうとしたら、ダメ出しされました。
「急斜面ではエッジを立てる滑りよりも、安定して降りることが大事です」
ここまで聞いて、上国の山本さんの教えを思い出し、ケツ出し/腹出しで滑ります。
2回目は無事OK。
本当に「過去のスクールのおさらい総集編」という感じ。
赤倉の柏村さん、上国での山本さん、白馬の高石さん、佐久平のえんどうさん、神立の首藤さんなどなど、今までのインストラクターさんの顔と教えを思い出しながらやっていました。
「1回目は出来なくても、2回目に遭遇すると出来るようになるし身に着く」
というのは、私の将棋での持論ですが、まさに実感出来ました。
基本の再確認が出来、有意義だったと思います。
バッジの3人の女のコは、ちょっと物足りなさが残る内容だったかもしれませんが、後に、今回のスクールの有意義さを実感する時が来ると思います。
東さん、ありがとうございました。
今回の一言:「基本姿勢!!」
「どんな斜面でもスイスイ滑れますか」
「(うっ!痛いところを・・・)」
すると、そこに以前教わった山本さんがいました。
「あっ!ナオさんじゃないですか!」
「あら♪」
「この方、上級で大丈夫ですかねぇ~」
「あー大丈夫大丈夫!」
ナオさん、グッジョブ!
ということで、無事ふゅーちゃーさんとの約束が果たせたのでした。
午後、スクール開始。
インストラクターは、東さんという女性の方。
バッジの3人の女のコは、滑る前からかなり滑れそうという雰囲気を醸し出しています。
東さん、受講生全員に向って、
「何かこれをやって欲しいということありますか?」
上級ビギナーとしては甘んじるより他にありません。そこへ女のコの1人が、
「検定を控えているので、ショートターン教わりたいです」
うーん。ロングがまだまだの身の上としては、ショートはハードル高いなぁ・・・
「では皆さんの滑りを見てからにしましょう」
とりあえずホッと一息。
まず、ボルックスコースでテスト滑走。
トップで私が滑りますが、午前中、佐久平でやったことを復習しておいて、本当に良かったと思いました。
私は、一か所のスクールに絞らず、色々なスクールを渡り歩いています。
同じメニューでも表現の違いがあるし、全く違う初物メニューに出会う場合もありました。
今回は、この、スクールの多様さがプラスに出たと思いました。
以下、スクール内容。「過去スクールのおさらい総集編」といった感じでした。
①基本姿勢のおさらい
テスト滑走直後、東さんから、
「基本姿勢ってご存知ですか」
意外な質問でしたが、出来ている/出来ていないということではなかったようです。
「胸をビンディングの角度。腰を右足のかかとにやや乗るような感じ・・・」
「ハイOKです」
これは受講生全員に確認していました。
②基本姿勢を意識した連続ターン
静止した状態で、基本姿勢が出来るのは当然として、滑走中に基本姿勢が出来ているかの確認。
練習メニューというより、テスト滑走の2回目。
具体的なやり方は示さず、「ノーズドロップから谷回りを経て、谷回りから山回りに入った以降、基本姿勢になっていなければならない」という感じの説明。
佐久平で教わった要領で漫然と滑ったら、ダメ出しされました。
「一見気持ちよく滑っていますが、○○さんの滑りは・・・」
状況が飲み込めず、NGかどうかを尋ねるとNGとのこと。
「上半身だけで捻っていて、重心がかかとの上に乗ってきていません」
「あっ!!!」
腰からでなく、前膝から捻るというのは、一番忘れてはいけないこと。
ここで、ひねりスクワットを意識しました。
③サイドスリップ~斜滑降(上下動付き:フロント/バック)
まず、バックのサイドスリップ~斜滑降、次にフロントのサイドスリップ~斜滑降という順番でやりました。
このメニューでは、基本姿勢が取れていることが最重要。
上下動を入れても高さの違いだけで、とにかく基本姿勢をキープしていることがキモ。
サイドスリップは、基本姿勢の矯正メニューでお馴染みのもの。上下動を入れるのも定番です。
上下動を入れるのは、しゃがんだ時にエッジが立つからで、「擬似ターン後半」でもあります。
斜滑降上下動付きは、動きの中で基本姿勢を取れるようになること。
サイドスリップは、通常、谷方向を見るのですが、赤倉でサイドスリップをやった時、進行方向(横)を見てやるように言われました。
実際やると、こっちの方がターン中動作をイメージし易いのです。
今回も「赤倉式」でやりました。フロント/バックともにOK出ました。
斜滑降上下動付きは、白馬と上国でやったのと同じ。
本当はキレだけで滑らなくてはいけませんが、上下動を確実にこなし、基本姿勢をキープすることを優先しました。
上国の佐藤さんが見ていたら、ダメ出しされるだろうなぁ~と思いつつ、OK出ました。
④Jターン(バック)
サイドスリップと斜滑降が出たので、苦手なJターンも来るだろうなぁ~と思ったら案の定。
スピード出した直滑降からキレ上がるのが、白馬とガーラでのメニューの意図ですが、今回は基本姿勢重視。スピードも不要。
白馬とガーラの要領で、スピード出したらミゾにひっかかり転倒します。
東さん、思わず、
「急激に捻らない!」
うーん、ミゾだったんですが・・・
⑤再び基本姿勢を意識した連続ターン
問題はバックサイド。
フロントサイドは、切り替え後、スムーズに基本姿勢を作ることが出来ます。
バックサイドでは、切り替え後、谷回り→フォールライン→山回りへと移っていきますが、山回りに入った直後に基本姿勢が出来ていないと、長く踏む羽目になります。
②のダメ出しの後、赤倉のスクールで教わった大きなローテーションを思い出し、ひねりスクワットをミックスさせて滑ったらOK出ました。
もう1本滑りましたが、こちらはNG。
基本姿勢の問題ではなく、バックサイドで、ターン弧が小さく左右不均等になっているとの指摘。
フォールラインが短くなっているのが原因だと思います。
ここまでで、基本姿勢&重心移動のメニューは終了。
ペガサスコースに移りました
⑥ズレで急斜面を降りる
ペガサスコースで1回⑤のメニューをやりましたが、これはおさらい。
ペガサスコースからペルセウスコースに入るあたりで、ズレを使ってエッジを立てない滑りをするように言われます。
どういう風に滑るかの説明はなく「エッジを立てないで」ということのみ。
プレスターンと勘違いし、傾きだけで滑ろうとしたら、ダメ出しされました。
「急斜面ではエッジを立てる滑りよりも、安定して降りることが大事です」
ここまで聞いて、上国の山本さんの教えを思い出し、ケツ出し/腹出しで滑ります。
2回目は無事OK。
本当に「過去のスクールのおさらい総集編」という感じ。
赤倉の柏村さん、上国での山本さん、白馬の高石さん、佐久平のえんどうさん、神立の首藤さんなどなど、今までのインストラクターさんの顔と教えを思い出しながらやっていました。
「1回目は出来なくても、2回目に遭遇すると出来るようになるし身に着く」
というのは、私の将棋での持論ですが、まさに実感出来ました。
基本の再確認が出来、有意義だったと思います。
バッジの3人の女のコは、ちょっと物足りなさが残る内容だったかもしれませんが、後に、今回のスクールの有意義さを実感する時が来ると思います。
東さん、ありがとうございました。
今回の一言:「基本姿勢!!」