眠らない街

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ガーラのスクール~エッジを立てる

2009年02月16日 | スノボスクール
ガーラの午後レッスン、集合場所に行くと、人がうじゃうじゃしています。
「ガーラらしいなぁ~」
五竜、神立、上国など、他のビッグゲレンデでもこれほど賑わったスクールにはお目にかかれません。

オレンジ、グレー、ブルー、グリーンの各色の腕章で、受講するクラスが異なります。
グレーが初心者のAクラス、オレンジがターン練習コースのBクラス、ブルーがカービングターンコースのCクラス。
グリーンは初めて見たけど、バッジ検定で級を有している方のコース。
私はブルーのCクラス。

1日スクール(午前午後のスクール)を申し込んだ人は、オレンジでもターンのレッスンを受けているので、ブルーと混じって、テスト滑走を受けます。
テスト滑走は、A~Cクラス受講生全員混合で行われます。受講生1人1人の滑りをチェックして、レベルが近い受講生同士でグループ分けされます。
インストラクターさんは4人体制。
初級者レッスンの新谷さん、ターンレッスンの佐藤さんと阿部さん、カービングレッスンの中川さん。
ほとんどのインストラクターさんに教わったことがあります。インストラクターさんも私のことを知っていて、見かければ声をかけてくれます。
でも、初~中級者にはお馴染みのインストラクターさん、スタッフ紹介ページに名前がないなぁ・・・何故???

今回は中川さんに教わることになりました。
唯一、教わったことがなかったインストラクターさんで、どういうレッスンが受けられるか楽しみでした。
私を含め受講生3人は、皆、男性。中川さんも男性。女のコがいなかったのがちょっと残念(笑)

さて、今回のレッスンは「カービング導入編~エッジを立てる」という内容でした。
①Jターン(フロント/バック)
実は苦手なJターン。
ガーラのスクールで、いきなり出てくるとは思いませんでした。
中川さん、お手本で1本滑りますが、直滑降でも十分なスピードを出していません。切れ上がるターン弧も小さめ。
「遅っ!」
私も滑りましたが、明らかにスピード不足。バックの時、そのまま背中からこけてしまいます。
「○○さんの場合、ちょっと腰が高いですね」
中川さんのお手本では、かかとに力を入れて、しっかりつま先を引き上げていました。
また、必要以上に腰も落として、両足に均等に体重をかけるようにしていました。
スピードが遅いとごまかしが効かなくなるので、バランスが重要になってきます。
バックのターンでは「足のすねを甲に押しつけるイメージで」とのこと。

②木の葉滑りで切れ上がる(フロント/バック)
木の葉滑りでエッジを立てながら、キレ上がりを入れる。
「こういうのもあるよ」的なレッスンでした。

③重心移動(=ノーズドロップ:フロント/バック)
所謂ノーズドロップですが、連続ターンではありません。
フロントなら、フロントのサイドスリップの体勢から腰を重心移動させてフォールライン移り、再びフロントのサイドスリップになるように重心移動して止まります。
これを何回も繰り返して、階段状に降りて行きます。
極力、スピードを殺しながら、重心移動のみを重視したレッスンでした。
内容的には難しいところはありません。

④プレス
水平な雪面での、止まった状態のグラトリ。
ボードの上に棒立ちして、腰を右または左に水平に移動させて、ボードのテールまたはノーズを浮かします
基本姿勢で立ち、腕は肩と同じ高さで、水平に伸ばして開きます。
腰を水平に右に移動。右足のビンディングの更に右に持ってくる感じで。
その際、腕は水平を保つ。そうすると、ボードのノーズが浮きます。
テールを浮かす場合は、腰を左に移動。
ボードの上で、前後の移動を意識させる「遊び」でした。

⑤ノーズドロップ(フロント/バック)
滑走前に、右足のビンディングを固定せず、止まった状態でのエッジ切り替えのイメトレ。
かかと側に体重を乗せて、つま先側を引き上げてエッジを立てます(写真の右側参照)。
そこから、お腹をボードのつま先側外に出すようにすると、かかとが上がり、つま先側のエッジが立ちます。
その際、ひざを曲げて、すねを甲に押しつけるようにすると、よりエッジが強く立ちます(写真の左側参照)。

このイメージを持ちながら、滑走。
重心の移動という意味ではOKでしたが、
「フロントサイドの時、もっとつま先側のエッジを立てるように」
「スピードがないので、あれぐらいでも仕方ないですが・・・」
とのこと。
確かに、フロントサイドの時、腰をもっとターン内側に入れるべきでした。

スピードが乗らないコースなので、あまりエッジが立てられないのは仕方ない面もありますが、スクールではもっと限界にチャレンジすべき。
また、フロントサイドの時「右手を高めにしてバランスを取る」という白馬での高石さんの教えもうまく出来ていません。
メニュー自体は難易度低めだったので、無難にこなそうという意識が働いたかも・・・ちょっと自戒のスクールでした。

スピード遅めの中、ひとつひとつの動作を丁寧に、かつ、簡単そうにやってみせた中川さんにはサスガの一言です。
中川さん、ありがとうございました!!


今回の一言:「重心移動で、しっかりエッジを立てる」

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