眠らない街

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ターンの修正点

2009年02月26日 | スノボ
最近、ターンをしていて右膝に負荷がかかっています。

「SnowBoarder」誌のVol.5「すべりで魅せるライダー達」という講座によると、トップライダー達のライディングのキモは、以下にあるとのこと。
ちなみにこの講座は、プロライダーの茶原忠督さん(日本のトップライダーの1人)の解説です。

①山回りと谷回りのバランス
・1:効率よく美しいターン弧は、きれいな半円を描く(写真1)
・2:そのためには、ターン前半(谷回り)とターン後半(山回り)がバランスが均等になること(写真1の谷回りと山回り)
・3:イマイチなターンは、切り替え位置が揃わない→ターン後半、横方向に踏み過ぎている(写真2)
・4:ターンの切り替えの段階で、ボードの軌道をイメージする(写真3)
・5:谷回りからフォールラインに絡む時間が短いと、減速が強くなる

②ボードに対する重心の位置
・1:ターン後半、内傾軸の重心を、次の切り替えに向けて、ボード上に戻す動きを行う
・2:遠心力に依存したターンは、きっかけがないと次のターンに移れない

③下肢での角付け量
・1:深く内傾しているイメージだけを追い求めると、傾きで角付けを強めてしまいがち
・2:下肢がメインで角付けすれば、体を極端に傾けなくても、しっかりと角付け出来、リスクは減る

#写真1

#写真2

#写真3
ざーっと講座の要点だけをピックアップしてみました。

私の場合、①-3が当てはまります
で、切り替えの時、重心移動が十分でないまま、力でターンしているようです(写真2で力任せターン)。
「力でターン」というのは、神立のスクールで首藤さんから指摘
また「重心移動が十分でない」というのは、白馬のスクールで高石さんから指摘されています。

修正点その1は、①-3になったとしても「伸び上がって腰を入れる動きをしっかり行う」こと。
具体的には、神立スクールで首藤さんから教わった「ノーズドロップ」をしっかりやること。
もう1つ。
ノーズドロップの時、肩を入れてローテーションして曲がるクセがあるみたいです。
なので、上国スクールで山本さんから教わった「ケツ出し/腹出し」を意識したいと思います。

2月22日の神立では、クロスオーバーを意識するあまり「遠心力ターン」になっていました。
これはこれで面白く、上手くなった気がします。
しかし、整地斜面なら滑れても、不整地斜面なら滑れないなーというのは自覚してました。
遠心力ターンは、③-1が当てはまっていて、更に②-1が出来ていません。
更に遠心力ターンは、①-5にも影響しています。

修正点その2は③-2の実践。
この講座を書いた茶原忠督さんのDVDを観たのですが、フロントサイドターンでは、体を倒し込むようなターンはしていません
いろいろな写真を見てみて、ガーラスクールのスタッフ紹介ページの石田麻実子さんのフォームがきれいだなーと思いました。
過度に内傾はしておらず、下肢メインでエッジを強めています。
情報過多になっていたところがあるので、気に入ったフォームを真似てみたいと思います。

ここ数回、重心移動再徹底のスクールが続いています。
正直、
「以前やったじゃん」
と思って、慢心しているところもありました。
こういうスクールが続いたのは、自分に要因があるはずです。
自分の滑りを振り返って、地道に修正したいと思います。