錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

ここに一つのミカンがある…

2022年11月08日 | 昆虫・植物

TVドラマ『ラジエーションハウス』のナレーションじゃないけれど、『ここに一つのミカンがある…』。
それも何の変哲もない普通の🍊ミカン。
その後、この🍊ミカンは皮を剥かれて食べられる。

しかーし!

ちよっと待て
その剥いた皮はどうすんの?
捨てる?
まぁ、普通は捨てますよね…ww

ならば!

先日に南の島から持ち帰ったシロオビアゲハの強制採卵に使いましょ!
と、いう事で…


早々に中型の吹き流しに🍊ミカンの皮を針で固定して、その中のシロオビアゲハの母チョウを投入。
最初は吹き流しの中を忙しく飛び回っていましたが…
🍊ミカンの皮が発する揮発成分に気付き、触覚を使ってしきりに確認する姿が見られました。


こうなると後は、こちらのモノですよ!
シロオビアゲハの母チョウはお腹を大きく曲げて産卵態勢。
1卵…
2卵…
3卵…
と、次々に産卵していきます。


で、暫くしてミカンの皮を見ると、そこにはシロオビアゲハが産卵した無数の卵。
いやぁ…
捨てられるミカンの皮も使いようってやつですよ。


そんなこんなで一日の産卵数をカウントすると69卵。
これだけ産卵すると膨れていたお腹も随分と細くなる。
しかーし、それでも産卵しようと一生懸命お腹を曲げてます。
ただし、既に弾切れ状態ですが…ww
とは言え昨日の69卵と今日の分を合わせると、トータルで80卵以上は産卵してくれてるようです。
はい!
💮大変よく頑張りました。
これだれあれば十分です。
後は1日でも長く生きてくださいね。

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