錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

生きものを飼うために別の生きものを飼う

2023年01月03日 | 両生・爬虫類
何度もお伝えしていますが年明け早々の1月は、このジイちゃんは手術が控えています。
で、これが上手くいけばリハビリをスルーさせてもらって自宅療養で事を終えさせてもらおうと思うのですが…
それでも、このブログに穴を設けずにをUPする事は難しいかもしれません。
そこで暫しの御暇を頂くかもしれないという事で、年末の頃まで滞在していた島で得た生き物の話を少しだけ…


いやぁ、滞在中にも散々と語りました通りで昨年の末は雨、雨、雨の雨続き。
だから雨の影響を受けないオオウナギとかを釣って暇をつぶしていたのですが…
そうウナギ釣りばかりもやってられない。


そこで何時ものごとくでヤエヤマサソリを得ようと雨が降る島内で車を走らせた。
まぁ、その甲斐あって持ち腹と思われる大きなお腹をしたヤエヤマサソリを5頭と、複数の若い個体を得ることができました。


また、こんな時だからこそのヤエヤマアオガエル。
以前はオキナワアオガエルの亜種とされていたのですが鳴き声が異なることから独立種として分けられ、今では石垣島と西表島の固有種となりました。
が!
先のヤエヤマサソリやヤエヤマアオガエルのエサはどうすんの?
この時期にリスクが大きいイエコ(ヨーロッパイエコオロギ)を与え続けますか?
それは “ ちょいと勘弁してくださいな!” と…


はい!
自給自足ができるホソワラジムシを飼う事にしました。
そう、タイトルにある『生きものを飼うために別の生きものを飼う』ってやつですよ。
で、このホソワラジムシが入った容器を加温された飼育棟で管理すると…


ほらね。
小さなホソワラジムシのベビーがワラワラとマットの上を這い回ってますよ。
後は需要と供給のバランスが保てれば問題ないのですが、もし、そのバランスが崩れそうな時はイエコ(ヨーロッパイエコオロギ)でカバーかな?。


そして、これはホソワラジムシとは全く関係ないのですが…
ダンゴムシにも見えるヒメマルゴキブリも滞在期間中に頑張りましたよ。
まぁ、その甲斐あって今回は貴重な♂もGETできました。
令和5年は兔の年。
そして、その中でも今年は癸卯(みずのとう)
で癸卯の癸は雨や露など大地を潤す恵みの水を表し、停滞した世の中に希望が芽吹く年との云われがある… らしい。
ならば!
癸卯の今年こそは期待しても良いのかもしれない。
いや、そうなって欲しいと願っている一匹のジジイがここにいる…

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