錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

種としての垣根を越えて・・・

2021年12月10日 | 
2週間ほど前だったかなぁ?
偶然にも車の前方を横切ったヘラサギ?と思しき鳥に遭遇し、その鳥を追ってみた。
するとクロツラヘラサギとヘラサギが5~6羽の小集団を作っていたものの、時は既に日没の頃を迎えてた。
まぁ、そんな状況の中でも証拠となる画像は押さえておきたいものだから、その日は数ショットだけを撮影し後日にリベンジすることにした。
そして、その再捜索と撮影を決行したのが今日・・・
それらしき場所にアタリをつけて車で流す。
それもマニュアル車たどエンストを起こすほどの超低速で・・・
すると!


第一村人ならぬ第一白鳥発見。
遠くから見るとダイサギとか大きい鳥以外の白い鳥は全て、それらしく見えてくるから怖い。
で、驚かせないように確認できるところまで近づくと・・・・
はい、残念!
そこにいたのはクチバシが黒くて足指が黄色いコサギでしたぁ。
が!


そこで一羽のアオサギが飛んだ。
そうクロツラヘラサギやヘラサギはアオサギの近くにいる。
何故ならば索餌場を共にするアオサギは警戒心が強く、そのアオサギが飛んだら何かしらの危険が迫っていると直ぐに判断できるから行動を共にしていた方が安全・・・・ 勝手な推測だけど


まぁ、その甲斐あって若い一羽のヘラサギを発見。
平たい“しゃもじ”の形をした口ばしの表面はシワシワで、その先が黄色くなっている。
イイ顔してるねぇ。
そうそう、イイよぉ!
イイよぉ!
はい、こっち向いてぇ。
なーんて感じでモデルになってくれた一羽のヘラサギを激写…ww
そんでもって、このヘラサギがいるってことは群れにも近い・・・ はず。


そこで細心の注意を払って周辺を探しいると・・・・
クロツラヘラサギも みーーーっけた!


で、先ほどのヘラサギと比べて口ばしは黒い。
おまけに顔も黒い。
だから黒いツラ(顔)のヘラサギでクロツラヘラサギ。
まんまじゃん!
そう、生き物の名前って大抵がそんなものですよ。
ところが!


ヘラサギとクロツラヘラサギの小集団の中でお互いを見合う二羽の・・・
ヘラ?
いやクロツラ?
えーーーーーーーー マジかっ!
おい、おい、いくら姿が似ているからって相手が違うよ。


そして、この二羽は口ばしを使って互いをさすり合う。
はぁ~
良くも悪くも、こんなんだからハイブリットみたいな個体が見られるんですよねぇ。


いやぁ、種としての垣根を越えての愛ってやつですかぁ?
でも、こんな行動を見せつけられると、こっちまで心が和みます。
しかーし!
後はご勝手に・・・

良い夢見ろよ!

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レナード彗星(C/2021 A1)

2021年12月10日 | 風景
突然というか今頃なのですが・・・・
7日の朝早くに目覚めたものだからモーニングコーヒーでもと近くのコンビニまで出かけた。
で、そのコーヒーで寝ぼけた頭が覚醒したのかレナード彗星(C/2021 A1)の件を思い出したんですよ。
そして・・・
車に載せたままになっているカメラ・・・ヨシ!
そのカメラを乗せる三脚も・・・・ ヨシ!
レリーズは?
レリーズ・・・ ヨシ!
ならば、その後は出来うる限りの暗い場所へと車を走らせて、目印となる“うしかい座”のアルクトゥールスを探すだけ。
しかーし、5等前後にまで増光しているはずのレナード彗星は・・・・ 見えない
なんでぇ?
でもぉ、レナード彗星の位置は把握できているので取敢えず写すだけ写して、朝の冷え込みもあって急いで撤収ぅ。
そして、その画像をPCに取り込みチラ見したところで再びの睡魔に襲われて・・・


で、それから3日が経過した今頃になって再確認をしてみると・・・・ 写ってんじゃん
それが、👆これなんだけど予想していたよりも随分と暗いし尻尾もイマイチ。
えっ!?
どれだか分かんない?
いやいや、そうなんですよぉ・・・・


だから、そのレナード彗星黄色い枠で囲ってみましたよぉ。
こんなんだから見落としちゃってたんてすよね。
まぁ、これが街明かりが無いような場所だと彗星のコマもや尻尾もしっかりと見えてたんだろうけど・・・・


そんなこんなで画像をトリミしてみたのが、👆この画なんでよね。
これだと何となくだけど見やすくなったかなぁ?
えっ!?
これでも分かんない?


そんな方のために出血大サービス。
再び黄色い枠で囲ってみました。
で、これからもう少しは増光すると予想されているけど、この彗星を撮影するとなるとカメラを望遠鏡に乗っけて追尾しないと難しいのかもしれない。
ただ、ちょいとした双眼鏡があれば見ることができると思いますので、何時もより早く起きられた方は夜明けを前にした東の空でトライされてみては如何でしょうか?
但し、必ず見えるという保証はありませが・・・・

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