錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

あと一つで終わる

2020年06月19日 | 昆虫・植物

桜の開花を前に羽化したイボタガをペアリングし、その後、イボタの鉢植えに袋掛けして強制採卵。
それから3ヶ月・・・・
そのイボタガが前蛹の1幼を残して、やっと終わろうとしています。
いやぁ、成虫が大きな蛾だけに幼虫も大きく、それと比例して餌を食うのなんの・・・・
おまけに飼育に3ヶ月を要したら、餌替えに追われて疲労困憊。
だから、このイボタガやオオシモフリスズメは毎年のように『次はやめよう』なんて思うのですが、成虫が羽化してくると早春期の手持ち無沙汰からなのか、ついペアリングさせちゃうんですよね。
しかーし、それも終わる。
そして、やがて暑い夏がやってくる・・・

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昨日も雨、そして今日も雨

2020年06月19日 | 昆虫・植物

昨日も雨、そして今日も雨。
ここ九州北部は梅雨入りと同時に、ずーーーーーーっと雨。
だから・・・・
先週のハイグロフィラやストロビランテスに続いて、今日はキツネノマゴ科のセイタカスズムシソウも挿してみましたぁ。
そして、その挿し穂の数は26本。
こんだけ挿せば十分でしょ?
と言うか・・・
ススムシバナとは違って、このセイタカは実生では増えにくいので挿した方が手っ取り早いんですよね。
しっかし、これだけの数を手元に持っていても10頭ほどのコノハチョウしか飼育できないのだから、生息地の食草ってどんだけあるんだろう?

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16年物のヤンソニー

2020年06月19日 | 昆虫・植物

時の経過は早いもので外国産テナガコガネの全種が特定外来生物に指定されて14年が過ぎましたね。
そして、この特定外来生物に指定された理由と言うのが、沖縄に生息するヤンバルテナガコガネと競合・交雑の可能性があるためと言われているのですが、以前にCherryがセスジテナガコガネとセラムドウナガテナガコガネ を交配したところ何の問題もなく双方の特徴を備えた交雑個体を得たことがありました。
※その時の交雑標本は今も手元で保管している
で、この2頭のヤンソニーテナガコガネは指定される2006年以前に累代飼育していたもので、これまでカリカリの干物として保存されていたものを熱いお湯で軟化させ展足(整形)をしてみました。
ただ、添付していたデータからすると、こいつは16年前のモノ。
ウイスキーやワインであれば話は別だけど、虫の16年物ってどうなんでしょうね。 ww

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